日本では、夏の風物詩として古くから親しまれてきた花火。
最近では、猛暑の影響もあり、少しずつではありますが、秋に開催されている花火大会が増えてきており、暑さを感じずに快適且つ安全に花火を鑑賞できるのでおすすめなのです!
そこで、今回は、都内で唯一10月に開催予定の花火大会「第46回世田谷区たまがわ花火大会」の概要から見どころまで詳しくご紹介しますよ。
目次
■第46回世田谷区たまがわ花火大会とは?
世田谷区立二子玉川緑地運動場で開催される「世田谷区たまがわ花火大会」は、例年数十万人の人出でにぎわう、世田谷区でも規模の大きなイベントです。
2024年に46回目の開催を数える歴史ある花火大会の今回のテーマは、「喜~世田谷の笑顔を咲かせる花火〜」。
約6,000発もの趣向を凝らした花火が楽しめます。
なお、この花火大会は、これまで8月に開催されていましたが、2018年より気候が安定しやすい10月開催へ変わりました。
夏と比べ秋の開催は、涼しいため快適且つ安全に花火が鑑賞できるので、子連れにもおすすめですよ。
■見どころはここ!
世田谷区たまがわ花火大会の見どころはなんといっても、約6,000発もの打ち上げ花火による充実したプログラム内容です。
赤、青、黄色など色とりどりのスターマインが秋の夜空を彩ります。プログラム内容もノスタルジックな雰囲気のものから音楽と花火がシンクロする最新のテクノロジーを駆使したものまで幅広く、しばし日常の喧騒を忘れてダイナミックで幻想的な花火をご覧いただけます。
また、花火大会当日、多摩川の向かい側、川崎市では、「川崎市制記念 多摩川花火大会」が同時に開催される予定です。多摩川を挟んだ両岸で呼応するように打ち上がる花火が見られるのも世田谷区たまがわ花火大会ならではですよ。
■迫力ある花火を楽しむなら有料席がおすすめ!
世田谷区たまがわ花火大会では、迫力ある花火を楽しんでもらうため、無料の観覧エリアの他に、有料席を設けています。
有料席は、1人用のイス席から2人、4人、10人用のシート席まで種類が豊富で、席を確保して安全に花火を観覧いただけるため、大迫力の花火を間近でご覧になりたい方はもちろん、小さな子ども連れにも有料席がおすすめです。
有料席を利用する際の注意点
有料席は、事前の申し込みが必要となり、WebまたはTELからチケットを購入することができます。
チケットは、大人の膝の上で観覧する子ども(3歳未満)は無料ですが、3歳未満でも別途席が必要な場合は、チケットが必要となりますので、ご注意ください。
なお、有料観覧席の会場には15:00より入場いただけます。花火大会がスタートする直前にはかなり混雑が予想されますので、早めの到着が良いでしょう。
■無料の観覧エリア
世田谷区たまがわ花火大会では、有料の観覧席の他に、3つの無料観覧エリアを用意しています。
「鎌田会場」
二子玉川駅から近い会場
駅近であることと、パフォーマンスが行われるステージもこの鎌田会場にあるため、混雑しやすい
「宇名根会場」
花火の打ち上げ会場をはさんで有料観覧席の向かい側に位置する会場
比較的空いており、同日開催の「川崎市制記念 多摩川花火大会」の花火も正面から見られる
「平瀬川会場」
多摩川をはさんだ対岸、二子新地駅側にある会場
比較的空いている
なお、無料観覧エリアの当日の場所取りについては、14:00以降から可能で、一人当たり90cm四方のスペースと定められています。
芝を傷つけず、ルールを守って場所取りをしましょう。
また、有料観覧席・無料観覧エリア問わず、各観覧席・エリアの周辺には、トイレや売店、救護室が設置されており、いざという時にも安心です。
■翌日は多摩川クリーン作戦!
花火大会を楽しんだ翌日は、多摩川河川敷周辺を一斉清掃する「多摩川クリーン作戦」が8:00~11:00の間で行われます。花火を楽しむだけでなく、会場となる多摩川河川敷の環境保全についても考えるとても良い機会ですので、ぜひ、親子で参加してみてくださいね。
(多摩川クリーン作戦の日程)
開催日時:2024/10/6(日) 8:00~11:00
■思い出の1枚をコンテストに出品してみよう!
次から次に打ち上がる花火や会場の雰囲気など、記念に撮った一枚をコンテストに出品してみませんか?
世田谷区たまがわ花火大会の当日から約2週間の期間限定で「2024写真投稿コンテスト」を開催予定です。
応募方法:HP・SNS(X・Facebook)
審査:世田谷区たまがわ花火大会実行委員会
応募は、HPの他、XやFacebookといったSNSからも可能です。
なお、厳正なる審査の上見事選ばれると、世田谷区内共通商品券が当たるチャンスですよ。
ぜひ気軽に応募してみてくださいね。
■その他の注意点
ここでは、世田谷区たまがわ花火大会を楽しむための注意点についてご紹介します。
時間に余裕を持った行動を!
例年数十万人もの見物客が訪れる世田谷区たまがわ花火大会。特に、花火が始まる1時間前の17時以降から混雑し、花火会場に到着するまで1時間以上かかるなんてことも考えられますので、時間に余裕を持った行動をとると良いでしょう。
なお、鎌田会場にあるステージでは、15:00よりステージイベントがスタートし、和太鼓や駒澤大学の学生たちによる演奏やアカペラといったさまざまなパフォーマンスも披露される予定です。
さらに、各会場ではおいしいグルメのお店が出店しますので、グルメに舌鼓を打ちながらステージイベントや花火をご覧になるのもおすすめですよ。
また、子連れの場合、子どもの急な「トイレ!」は必至!
各会場にはトイレが用意されていますが、行列になることも考えられますので、会場へ到着するまでに駅や近くの商業施設などで済ませてくるのも良いでしょう。
迷子に注意!
子ども連れが特に注意したいのが、迷子です。
一度見失うと、探し出すまでにかなりの時間を有することが考えられますので、注意しましょう!
服装のポイント
秋の河川敷、特に夜の時間帯は、気温が急に下がったり、風が強くなったりすることがありますので、1枚羽織るものを持っていくのがおすすめですよ。
また、観覧会場までは徒歩での移動となります。スニーカーなどの歩きやすいシューズで来場するのが良いでしょう。
【第46回世田谷区たまがわ花火大会の概要】
開催日時:2024/10/5(土) ※荒天の場合は中止
花火の打ち上げ時間:18:00~19:00
打ち上げ数:約6,000発
打ち上げ会場:世田谷区立二子玉川緑地運動場
主催:世田谷区たまがわ花火大会実行委員会、世田谷区
問い合わせ(せたがやコール):03-5432-3333
アクセス:【電車】東急田園都市線「二子玉川駅」徒歩15分
HPはこちら
まとめ
出典:photoAC
今回は、都内で唯一10月に開催予定の花火大会「第46回世田谷区たまがわ花火大会」の概要から見どころなど詳しくご紹介しました。
趣向を凝らした色とりどりの花火が合計約6,000発も打ち上がる人気のイベントだけあって、毎年数十万人もの見物客でにぎわうのも納得ですね。
今回もかなりの人出が予想されますので、時間に余裕をもってぜひ思い出に残るイベントにしてくださいね。