八王子にある東京富士美術館では、7月28日(土)~9月24日(月・祝)まで日本とスウェーデンの外交関係樹立150周年を記念した展覧会「長くつ下のピッピの世界展~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~」が行なわれています。
「長くつ下のピッピ」は、1945年、第2次世界大戦終戦の年にスウェーデンで出版された、世界一つよい9歳の女の子のお話で、スウェーデンの国民的作家であるアストリッド・リンドグレーンによって描かれました。作者の娘さんが病気で寝ている時に思いつきで言った、「”長くつ下のピッピ”のお話をして」の一言からうまれた物語なんだとか。現在も世界100ヶ国以上で翻訳されており、世界中で愛されているロングセラー本となっています。今回展示される約200点の原画やオリジナル原稿などはそのほとんどが日本初公開です。
注目を集めているのが、このピッピが独りで暮らす「ごたごた荘」の大型模型とイングリッド・ヴァン・ニイマン画のピッピの挿絵原画が展示されている、カラフルなコーナーです!まるで海外のかわいい子ども部屋のような雰囲気ですよ。写真撮影もOKだそうです。
アストリッド・リンドグレーンとの親交が深かったという、スウェーデンの人気陶器作家リサ・ラーソン作品の展示も見逃せません。人気キャラクターの可愛い陶器人形が勢ぞろいしています。会場で購入することもも可能です。
そしてIKEA提供によるキッズコーナーも登場します!展示を観た後に遊んで行ってくださいね。
また、8月中は京王プラザホテル八王子でタイアップ企画として、夏の肉まつりフェアが行われます。物語の舞台となっている北欧をイメージしたビーフ、ポーク、チキンの肉料理が楽しめます。展覧会の入場券(半券)を提示すると10%割引きになるそうですよ。ぜひ併せて行ってみてくださいね。
いかがでしたか?まだ読んだことがないという方は、展覧会を見に行く前に図書館で借りたりなどして親子で読んでからいくと、よりピッピの世界が楽しめそうですね。
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