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自分の時間が1ミリもない、と思っていたママへ。「送り出した瞬間」からが自分時間です

更新日:2026年06月30日

投稿日:2026年07月04日

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子どもが保育園や小学校に行き始めたのに、なんとなく自分の時間が取れていない気がする——そんなふうに感じることはありませんか?
時間があるはずなのに、気づいたらSNSを眺めていて、家事をして、気づいたらお迎えの時間になっていた、というループ。
弊社は2015年の設立以来、累計10,000件以上の親子向けイベントを企画・運営してきた会社です。
その現場でたくさんのお母さんを見てきた経験をもとに、「自分の時間の作り方」を一緒に考えてみたいと思います。
「5分でいいから自分に戻りたい」という気持ちを持っているすべての方に、今日から使えるヒントをお届けします。

 

子どもを送り出した瞬間から、もう自分の時間です

親子向けイベントの現場に長く立っていると、お母さんが「子どもを送り出した後の時間」をどれだけ大切にしているか、あるいはどれだけもったいなく使ってしまっているかを目にすることがあります。
そしてその違いは、「あの時間は自分のものだ」と認識しているかどうか、たったそれだけの差だと感じています。

子どもが保育園や小学校に向かって歩いていく背中を見送った瞬間——あの静かな朝の数秒を思い出してみてください。
あの瞬間から、もう自分の時間は始まっています。
「子どもが帰ってくるまでの時間」ではなく、「自分が使っていい時間」と意識するだけで、同じ時間の質がまるで変わります。

生まれたばかりの頃は、寝ているときも起きているときも子どものことが頭から離れませんでしたよね。
授乳のタイミング、体重の増え方、泣き声の意味——24時間、子どもが中心の世界でした。
でも今は少し違います。
子どもが自分の世界を持ち始めたこの時期だからこそ、「親が少しだけ自由になれる瞬間」が日常の中に生まれてきています。
その時間は、子どもがいたからこそ特別に感じられる時間です。
それを「罪悪感なく使っていい」と、はっきり言わせてください。

「子どもから離れて自分の時間を楽しむこと」は、育児を放棄することでも、子どもを後回しにすることでもありません。
自分が少し満たされていると、子どもへの関わり方は自然と変わってきます。
イライラが減り、笑顔が増え、子どもの言葉をもう少し丁寧に聞けるようになります。
気にしなくていいんです。むしろ、積極的に使ってほしい時間です。

 

自分時間が「なんとなく終わる」理由

「時間があるはずなのに、何をすればいいかわからない」という感覚、ありませんか。
これ、多くのお母さんが経験していることです。

よくあるパターンはこうです。
子どもを送り出して、さあ自分の時間——と思ったらまず洗い物をして、洗濯物を干して、スマホを開いてSNSを見ていたら30分が過ぎていた。
あるいは、「せっかくだから掃除しよう」「昨日できなかった片付けをしよう」と動き続けて、気づいたら出かける時間になっていた。
時間はあったのに、自分のために何もできなかった感覚だけが残る。

この「なんとなく終わる」状態の根本にあるのは、「何に使うか」を決めていないことです。
使い道が決まっていない時間は、惰性に吸い取られます。
SNSのスクロールも、頼まれてもいない家事の追加も、「決めていなかったから、とりあえずやってしまった」という行動です。

「自由な時間=何をしてもいい時間」のはずが、「何をすればいいかわからない時間」になってしまうのは、自分がやりたいことをあらかじめ決めていないから。
逆に言えば、使い方を先に決めておくだけで、同じ時間が全然違う体験になります。

 

「ハマれるもの」を先につくってしまう

ここで一つ、考え方を変えてみてほしいことがあります。
「時間ができたらやりたいことを見つけよう」ではなく、「ハマれるものを先につくってしまう」という順番です。

弊社のイベントに参加されたお母さんから「子どもと一緒に陶芸を体験したら、自分だけでも行きたくなった」という話を聞くことがあります。
あるいは、「子ども向けの料理イベントで出てきたレシピを再現しようと思って、初めてちゃんとした料理本を買った」というお母さんも。
好きなものや気になるものが「先にある」と、そのために時間を確保しようとする気持ちが自然に生まれてくるんです。

難しく考えなくて大丈夫です。
たとえばこんなところから始められます。

読みたいと思っていた本を1冊だけ買う。
行ってみたかったカフェを1軒だけ決める。
気になっていた習い事の体験レッスンを1回だけ申し込む。
一人でふらっと入れる、お気に入りの場所を1つ見つける。

「ハマれるもの」は最初から深くなくていいし、お金がかかるものでなくてもいい。
「これが楽しみ」と思えるものが一つあると、頭の中の優先順位が変わります。
やりたいことのために「時間を作ろう」という気持ちが自然に動き始めます。

週1回・5分でいい。
「今日はこれだけ自分のためにやった」と言える行動が1つあるだけで、1日の体感がまるで違います。
「自分だけのルール」は小さければ小さいほど、続けやすいものです。

 

スケジュールを整理して時間を「意図的に生み出す」

自分時間は、待っていてもできません。
意図的に作るものです。

最初の一歩は、「やること」と「やらないこと」を決めることです。
「やることが多すぎる」状態のほとんどは、実は「やらなくていいこと」が混ざり込んでいます。
たとえば、毎朝やっている床の拭き掃除は今日必要ですか。
子どもが帰ってくる前に済ませようとしている夕食の下準備は、夜でも間に合いませんか。
「やらないこと」を一つ決めるだけで、15〜30分が生まれることはよくあります。

具体的に試してみやすいのは、「明日の午前中にやること」を前日の夜に3つだけ決めておく方法です。
3つが終わったら、残りの時間は自分のもの。
そのルールを自分に許可するだけで、動き方が変わります。

「家事が終わってから」「子どもが早く寝たら」と条件をつけると、自分時間は永遠に後回しになります。
先に自分時間のための枠を決めてしまい、その枠に合わせて家事を配置していく。
この順番の逆転が、自分時間を意図的に生み出す鍵です。

スケジュールを整理することは、効率化でも自己管理でもなく、自分を守る行為です。
「今日もできなかった」という積み重ねが、じわじわとお母さんの余裕を削っていきます。
「今日は自分の時間が取れた」という小さな成功体験が、それを少しずつ回復させてくれます。

 

5分だけ、今日の自分に戻るための使い方リスト

大きなことをしなくていいんです。
「自分に戻る5分」は、今日からでも始められます。

好きな飲み物をゆっくり淹れて、何もしないでただ飲む。
一人で近所を10分だけ歩く。
ずっと気になっていた記事やコラムを1本だけ読む。
手帳や日記に、今日感じたことを3行だけ書く。
好きな音楽を1曲だけ、目を閉じて聞く♪

どれも5分あればできます。
そしてどれも、「子どもがいる時間にはできないこと」です。

「5分の特別感」がある人とない人の差は、才能でも時間でもありません。
その5分を「自分の時間」として意識しているかどうか、それだけの違いです。
家事の合間のコーヒータイムと、「自分のために淹れたコーヒーを飲む時間」は、同じ行動でも体感がまるで違います。

もう1つおすすめしたいのは、週末の楽しみを「先に予約しておく」習慣です。
行きたいイベントやカフェ、体験したいことを月曜日の時点で一つ決めておく。
すると、平日のしんどい瞬間に「週末にあれがある」という小さな灯りが灯ります。
弊社が毎週末に企画している親子向けの体験イベントも、「子どもと一緒に楽しみながら、自分も新しいことを体験したい」という気持ちで参加されるお母さんが多くいます。
子どもの体験が自分の楽しみにもつながる時間は、罪悪感ゼロで楽しめる自分時間の入り口にもなります。

 

まとめ

自分時間を持つことへの罪悪感は、手放してください。
子どもを送り出した瞬間から自分の時間は始まっています。「ハマれるもの」を先につくり、スケジュールを整理することで、時間は意図的に生み出せます。
まず今日、子どもを送り出した後の5分を「自分の時間」と意識することから始めてみてください。
その小さな認識の変化が、毎日の体感を少しずつ変えていきます。

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