上の子が小学生になってから、「あのとき、もっとこうしてあげればよかった」と思うことはありませんか。
弊社イベントプラスは2015年の設立以来、累計10,000件以上の親子向けワークショップを企画・運営してきました。
その現場で出会ってきたお母さんたちの多くが、似たような言葉を口にされます。
後悔は、子どもを大切に思うからこそ生まれるものです。
この記事では、その後悔を責めるのではなく、「今日気づいたなら、今日から動けばいい」という視点でお伝えしていきます。
目次
子育てしてみて、後から気づいたこと
子育ては、やっている最中はなかなか冷静に見渡せません。
「あのころ、もう少しゆっくりつきあってあげればよかった」と気づくのは、たいてい少し時間が経ってからです。
弊社のワークショップに第二子を連れて来てくださるお母さんから、こんな話をよく聞きます。
「上の子のときは料理も工作も、失敗されるのが怖くてあまりやらせなかったんです。
下の子はもう少し自由にさせてあげたくて」と。
第一子と第二子では、関わり方が自然と変わる方は多いです。
それは「上の子への手を抜いていた」のではなく、経験を積んだからこそ見えてきた変化です。
「もっと早くやらせてあげればよかった」という声は、決して珍しいものではありません。
大切なのは、その後悔を自分を責めることに使うのではなく、これからの関わり方への気づきに変えることです。
気づいた今日が、一番早いスタートです。
習い事は「きょうだい全員同じ」でなくていい
「上の子がスイミングをやっているから、下の子も同じところに通わせた」という話はよく耳にします。
送迎の都合や費用のこともありますし、親御さんの判断として十分に理解できます。
でも、あとから「あの子は絵を描くのが好きだったのに、運動系だけやらせていたな」と感じる方も少なくありません。
子ども一人ひとりの「やってみたい」は、きょうだいでも全然違います。
同じ親から生まれても、好奇心の向く方向はそれぞれ異なります。
それは当たり前のことなのですが、毎日忙しい中ではついつい見過ごしてしまいがちです。
習い事は長く続けることになるぶん、始める前に「本当に興味があるか」を確かめる機会があると安心です。
単発のワークショップは、まさにそのための場として使いやすい選択肢です。
週1回の継続的なレッスンを始める前に、一度だけ体験してみる。
それだけで、「続けたい」か「思っていたのと違った」かが、はっきりわかります。
弊社のワークショップ現場で印象に残るのは、初めて陶芸や料理に触れた子どもが、最初の5分で目の色が変わる瞬間です。
「こんなに夢中になるとは思わなかった」と隣で驚かれるお母さんの表情も、毎回変わりません。
習い事として続けるかどうかは、その「目が輝く瞬間」を一度見てから決めても、まったく遅くないのです。
「子どもの体験」なのに、親が主役になっていないか
正直に申し上げると、弊社のワークショップ会場では、こんな場面を繰り返し目にしてきました。
子どもが色を選ぼうとすると、「それより赤のほうがかわいいよ」と声がかかります。
シールを貼る位置を迷っていると、「ここのほうがいいんじゃない?」とさっと手が出ます。
作品が完成すると、「もうちょっとこうすればよかったね」という言葉が続きます。
お母さんに悪気はありません。
子どもによいものを作らせてあげたい、という愛情から出ている言葉です。
でも、そういった積み重ねの中で、子どもは少しずつ「自分で決めること」より「お母さんの顔色を読むこと」を優先するようになっていきます。
「失敗した」と言わない。
ただそれだけで、子どもの記憶はまったく違うものになります。
自分で選んで、自分で作って、それを「いいね」と受け取ってもらえた体験は、子どもの中に自信として積み重なっていきます。
もちろん、見守り続けることは簡単ではありません。
「もう少しここをこうしてあげれば…」という気持ちは、自然に湧いてくるものです。
小さな一歩として、今日の体験の場では「口出しを1回だけ減らしてみる」ことを試してみてください。
それだけで、子どもの表情は変わります。
親の心のゆとりも、体験の質を左右する
「あそこまで怒らなくてもよかった」と、後から思うことはありませんか。
子育て中のお母さんの多くが、そういった日を経験しています。
そして、その後悔に気づいた親御さんは、すでに変わり始めています。
親自身に余裕がないと、子どもの「やりたい」をうまく受け止めにくくなります。
「また散らかすの?」「今は忙しいからあとで」という言葉が増えてしまうのは、子どもへの関心が薄れたからではありません。
ただ、心に空白がないだけです。
日常の中の小さな体験も、積み重なれば大切な記憶になります。
一緒にご飯をつくる、折り紙を広げる、画用紙に好きな絵を描く。
「特別なこと」でなくても、子どもにとっては十分に豊かな体験です。
そして週末に単発のワークショップへ出かけることは、子どもの体験を増やすだけでなく、親御さんにとっても気分転換になります。
弊社の現場でよく見かけるのは、子どもが夢中で作業している隣で、お母さんがほっと一息ついている姿です。
「子どものためだけでなく、私自身がリフレッシュできた」という声も、参加後に多くいただきます。
親と子、どちらの時間にもなれる場として、単発のワークショップは機能します。
「もっと早く」より「今日から」でいい
「もっと早く知りたかった」という後悔には、子どもへの深い愛情が詰まっています。
その気持ちを否定する必要はまったくありません。
ただ、過去に戻ることはできませんし、自分を責め続けても子どもの明日は変わりません。
今日気づいたなら、今日から動けばいいのです。
今日から試せることは、難しいことではありません。
夕飯を一緒に作ってみる。
子どもが「やってみたい」と言ったことに、まず「やってみようか」と返してみる。
週末に単発のワークショップを1回だけ予約してみる。
それだけで、来週の子どもの表情は少し変わっているはずです。
子どもの「やってみたい」を拾い続けることは、長い目で見れば確かな体験の積み重ねになります。
一度きりの体験でも、子どもにとってはその瞬間が記憶になります。
続けるかどうかは、そのあとで考えればいいのです。
イベントプラスでは、工作・料理・アート・動物ふれあいなど、毎週さまざまなワークショップを首都圏各地で開催しています。
予約1回から参加できる単発イベントばかりですので、「まず1回だけ試してみたい」という気持ちで気軽にお越しください ♪
まとめ
「もっと早く知りたかった」という後悔は、子どもを大切に思うからこそ生まれる言葉です。
その気持ちは、これからの関わり方を変えるエネルギーに変えられます。
今日から一つだけ変えてみること、それが子どもの体験を広げる最初の一歩です。
子どもの「やってみたい」を受け取ることも、親自身が少し楽になることも、どちらも大切にしながら、一緒に進んでいきましょう。










