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夜泣き・夜驚症に悩んだあの夜。昼間の外遊びが夜を変えた、リアルな体験談

更新日:2026年09月08日

投稿日:2026年09月12日

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毎晩、何時間も抱っこして、やっと寝たと思ったら2時間後に泣き声。
そんな夜が続いていること、ありますよね。
「私の何がいけないんだろう」「この子、なにかおかしいのかな」——そう思ったことがある人も、きっと少なくないはずです。
イベントプラスは2015年の設立以来、累計10,000件以上の親子向けイベントを企画・運営してきました。
その現場で出会ってきた多くの親御さんの体験と、自分自身の「あの頃の夜」を重ねながら、この記事を書きました。
解決策ではなく、「あのとき私もそうだった」と感じてもらえる一篇として、読んでみてください。

夜泣き・夜驚症—うちの子だけじゃなかった

「うちの子だけこんなに大変なのかな」と思ったこと、ありませんか。
SNSを見ると「夜は9時間まとめて寝ます」という投稿が目に入って、じわじわと焦る。
でも、子どもの夜の様子は、本当に子どもによって全然違います。

兄弟で育てていると、その差にびっくりすることがあります。
「長男は授乳を終えると比較的すんなり眠るのに、次男は何をしても泣き止まない。」
「第一子のときはあんなに悩んでいたのに、第二子はなぜかほとんど夜泣きしない。」
そういう話は、親子イベントの会場でもよく聞きます。

兄弟でも、これだけ違う。
ということは、「夜泣きが激しい=親の育て方のせい」という話ではない。
そもそも、子どもひとりひとりの気質と脳の発達のペースが違うのです。
そのことを、まず最初に伝えたかったです。

第一子のときは、親も初めてで必死でした。
「今夜こそはまとめて寝てほしい」と、祈るような気持ちで毎晩ベッドに向かっていたあの感覚。
疲れているのに眠れない、眠れないのに起こされる——あの消耗感は、経験した人にしかわからないものです。
あなたが今そのただ中にいるなら、「それは本当に大変です」と、まずそれだけ言わせてください。

夜泣きと夜驚症、何が違うの?

「夜泣き」と「夜驚症」、言葉は似ていますが、起きていることが違います。

夜泣きは、主に生後6か月〜1歳半ごろの赤ちゃんに多い症状です。
浅い眠り(レム睡眠)の最中に目が覚めて泣く状態で、抱っこや声かけにだんだん反応してくれます。
泣き止ませるのは大変でも、あやすことが「効く」ことがある—それが夜泣きです。

夜驚症(やきょうしょう)は、2〜6歳ごろの幼児に多く見られます。
深い眠り(ノンレム睡眠)のさなかに突然叫ぶ・暴れる・目を見開いたままパニックになる、という状態です。
声をかけても触れても反応しない。
目は開いているのに、親のことを認識していない様子

そのときの子どもの顔を見て、怖くなった経験がある親御さんも多いと思います。

一番大事な違いは、「あやせるかどうか」です。
夜泣きはあやすことで落ち着くことがありますが、夜驚症のさなかに無理に起こそうとすると、かえって混乱が深まることがあります。

夜驚症を体験したあるお母さんが、「夢を処理しきれていない感じ」という言葉でその状態を表現していました。
その表現、とても正確だと思います。
深い眠りから浅い眠りへの移行がうまくいかず、脳の一部だけが中途半端に目覚めてしまっている

そういう状態がまさに夜驚症です。

そして、夜驚症のもう一つの特徴が「翌朝、子どもは覚えていない」ということです。
あれだけ叫んでいたのに、朝起きると本人はけろっとしている。
それが夜驚症の起きている仕組みによるもので、記憶として定着していないのです。

夜中のドライブ、オリジナル子守歌—追い詰められた夜のリアル

夜泣きが激しかった時期、夜中の2時に車に乗せて走り回ったことがある人、いませんか。
「やっと寝た」と思って家に帰って駐車場でエンジンを切った瞬間、また泣き出す。
そしてまた走り出す——というループを、朝4時まで続けた夜の話、親子イベントの会場でもたまに聞くことがあります。

パパとのバトンタッチがうまくできないとき、夫婦間の小さな摩擦が生まれることもあります。
「なんでいつも私ばかり」という気持ちと、「でも起こすのも申し訳ない」という気持ちの間で、一人で布団に戻った夜。
そういう夜の格闘は、外では見えないけれど、確かに存在しています。

授乳中のお母さんなら、「げっぷをさせないと絶対に寝ない」という時期の大変さもわかるはずです。
背中をさすって、出るまで待って、ようやく横にしたらまた泣く。
その繰り返しを、毎晩続けていた。

でも、あの頃に必死で作ったオリジナルの子守歌。
あの子だけのために歌い続けた、意味のない言葉のメロディー。
少し大きくなったとき、子どもがふと口ずさんでいる。
そういうエピソードを、親御さんから聞いたことがあります。
あの必死さは、ちゃんとその子に届いていた。
そのことを、今しんどい夜の中にいる方に伝えたくて、この話を書きました。

昼間に遊ばせないと、夜は酷かった——外遊びと睡眠の関係

「今日は家の中だけで過ごしたな」と感じた日の夜、なんとなく寝かしつけが長引いた経験はありませんか。
それ、気のせいじゃないと思います。

多くの親が「体で覚えている」実感として語るのが、「外で遊ばせた日の夜は違う」という話です。
公園でとにかく走らせた日、砂場でひたすら掘っていた日、芝生の上を転がり回っていた日。
そういう昼間のあとは、夜の寝つきが明らかによかった——という体感を持つ親御さんが多い。

これは感覚的な話だけではありません。
太陽の光を浴びること、体を大きく動かすことは、子どもの睡眠リズムを整える働きがあります。
昼間に体内時計をしっかりリセットすることが、夜のまとまった睡眠につながるのです。

一方で、家の中での遊びは「親が楽」な面もあります。
天気が悪い日、疲れている日、外に出るのが面倒な日——そういう日に無理に連れ出す必要はありません。
ただ、「今日は手を抜いたな」という日が続くと、夜の質が変わってくることを、多くの親が実感として知っています。

親子向けイベントの現場では、屋外や広い空間で思いきり体を動かした後の子どもの様子は明らかに違います。
食欲が上がり、帰り道に眠ってしまうほど充実した顔をしている。
そういう姿を10,000件以上のイベント運営を通じて、繰り返し見てきました。

感情が動く体験が、夜の安眠をつくる

ただ体を動かすだけでなく、「感情が動くかどうか」も大切です。
「楽しいことがないと感情が上がらず、遊ばない」という声を、実際に親御さんから聞くことがあります。

ただ公園に連れて行っても、子どもが乗り気でなければ十分には動かない。
でも、「今日は虫を探しに行こう」「今日は何か作れるかもしれないよ」という予感があると、子どもの目が変わります。
ワクワク・興奮・達成感——そういった感情の動きを伴う体験が、昼間の充実をつくります。

工作で何かを完成させた達成感、動物を触ったときのドキドキ、料理で自分が作ったものを食べる喜び。
そういう体験の積み重ねが、昼間の感情をしっかり動かし、夜の眠りを深くする助けになります。
イベントプラスが手がけるワークショップや外遊びのイベントも、そういった昼間の充実を届けることを大切にしています。
週末に親子でそういう体験の場に出かけることが、夜の睡眠の質を変える一歩になるかもしれません。♪

夜驚症は直せない——でも、見守ることが最善の関わり方

夜驚症は、直そうとしてもどうにもならない——そのもどかしさを感じたことがある親御さんは多いと思います。
「なだめようとすると余計ひどくなる」「どうしてあげたらいいかわからない」という体験談を、会場でも何度か聞きました。

夜驚症の多くは、成長とともに自然に治まります。
脳の発達が進み、睡眠サイクルの切り替えがスムーズになるにつれて、症状の頻度は下がっていきます。
幼児期から学童期にかけて多く見られ、思春期頃までにはほとんどの場合おさまることが知られています。

今その子の脳は、睡眠の処理を一生懸命している途中です。
「直せない」のではなく、「今その子が成長している過程」として受け取ることができると、少し楽になるかもしれません。

発作が起きているとき、無理になだめたり抱きかかえようとすると、混乱が強まることがあります。
落ち着いた声で「大丈夫だよ」と声をかけながら、安全を確保して、近くで見守る。
それが今の医療的な見解でも推奨されている関わり方で、親として「何もできていない」のではなく、「最善のことをしている」のです。

またあるお母さんが「夜驚の最中に一度だけしっかり起こしたら、そこから落ち着いた」と話していました。
子どもによって反応は違います。
ただ共通して言えるのは、「親が怖がりすぎないこと」が子どもの安定にもつながるということです。

子どもは覚えていません。
翌朝けろっとしている子どもの顔を見ながら、「あの夜、必死に側にいたのは私だった」と思うこと——それだけで十分です。
夜驚症は、親の失敗ではありません。

まとめ

夜泣き・夜驚症は、子どもによって本当に違います。
兄弟でも全然違うのですから、誰かと比べて答えを出そうとしなくて大丈夫です。
追い詰められた夜の格闘は、その子だけへの愛情でした。
昼間の外遊びや感情が動く体験が夜の質につながる——まず今週末、お子さんと一緒に外に出るところから始めてみてください。

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