国の特別名勝及び特別史跡に指定されている浜離宮恩賜庭園では、江戸時代に将軍の鷹狩りで休憩所として使用されていた「鷹の御茶屋」を復元し、平成30年4月20日より内部公開を開始しました。
公開から1周年を迎えたことを記念し、5月11日(土)・12日(日)の2日間、「鷹の御茶屋」にちなんだ「鷹」づくしのイベントが行なわれます。
「鷹の御茶屋」の復元工事に携わった職人の方々を講師として、束石(石)と丸太(木)といった自然のものを隙間なく取り付ける技法「ひかりつけ」や、「角材の鉋(かんな)かけ」といった職人技が披露されます。
また、「鷹の御茶屋」の天井に使用されている「網代」を編んだり、鉋(かんな)を使ってヒノキの角材を削る、といった体験コーナーもありますので、大工さんになったつもりでぜひご参加ください。(詳細時間帯は公式サイトをご確認ください)
5月12日(日)には、「鷹の御茶屋」を背景に、鷹匠のように鷹を腕にとまらせて記念撮影ができる人気コーナーがあります。受付は、①10時~、②14時~、各回先着30組ですのでお早目に。
また、「鷹の御茶屋」に付帯する「鷹部屋」は、鷹狩りの際に鷹を休ませるための部屋でしたが、この日は、本物の鷹を「鷹部屋」に据えて、当時の様子を再現します。こちらも①10時~11時、②13時30分~14時30分の2回行われます。
期間中、「中島の御茶屋」では、特別に「鷹」を象った和菓子(お抹茶付きで720円)をいただくことができますので、この機会にぜひご賞味ください。
園内の潮入の池周辺では、鷹匠に扮した人が、鷹を腕に乗せて歩く「据え歩き」をしています。さがしてみてくださいね。
※いずれのイベントも雨天決行・荒天中止です。
※中止の場合は当園ツイッター(@HamarikyuGarden)にてお知らせいたします。
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