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学資保険とは?パパ・ママにわかりやすくメリット・デメリットを解説!

更新日:2021年04月25日

投稿日:2019年10月06日

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子育てをしていく中で、学資保険という言葉をよく耳にしますよね。

ですが、
「そもそも学資保険って何?」
「聞いたことあるけれど具体的な内容は知らない」
「気になっていたけれど、人に聞きにくい・・・」
「何から始めたらいいの?」

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、

・学資保険とは何か
・学資保険の補償内容について
・学資保険のメリット・デメリット
・学資保険の選び方・加入方法

 

について分かりやすく説明していきます。育児や家事の合間に読めるボリュームですので、忙しいパパ・ママも気軽な気持ちで読んでみてください!

 

出典:photoAC

そもそも学資保険って何?

学資保険とは、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型の保険です。毎月決まった保険料を支払うことで、子どもの進学の教育資金をあらかじめ決めた時期に受け取ることができます。
大学受験・入学費用・年間の学費など、一気に多額の費用が必要になる時期がありますよね。そんな時に貯めていた教育資金を受け取れると、生活を圧迫することなく安心して子どもを送り出すことができます。

 

 

学資保険の補償内容について

学資保険の補償内容としては、以下のようなものがあります。

 

①満期保険金・満期祝い金
契約満了時に受け取れる保険金。

 

②入学祝い金・学資祝い金
子どもの入学時期(中学・高校・大学など)に合わせて受け取れる保険金。

 

また、学資保険には契約者に万が一のこと(死亡・高度障害)があった場合、その後の保険料の払込が免除される「保険料免除特則」という特約を付けることができます。そのため、残された家族も保険を解約する必要はありません。また、この場合でも補償内容は変わらないので安心して保険を継続することができますよ。

そのほかにも、事故やケガ・病気に備えるプランもあります。これは「貯蓄のだけの機能では不安」という方に向けのプランです。学資保険で医療の面も補償できるので、補償内容を充実させたい方はこちらもぜひ検討してみてください。

 

 

学資保険の4つのメリット

出典:photoAC

貯蓄性に優れている
学資保険の特徴は、何と言ってもその優れた貯蓄性です。毎月一定額の保険料が引き落とされるため、コツコツ貯金するのが苦手な方でも毎月確実に貯金することができます。
また、最近では銀行に預けていてもごくわずかな利息しか付かない時代ですが、学資保険では数万~数十万円が上乗せされて帰ってくる商品もあります。
学資保険は株や投資信託とは違い、預けているだけで確実にお金が増えるので、忙しいパパ・ママでも始めやすいのも魅力です。

 

保険料が免除になる場合がある
多くの学資保険には「保険料払込免除特則」が付帯されており、契約者に万が一のことがあった場合、以後の保険料の支払いが免除されるようになります。その場合も、契約当初予定していた保険金(学資金)を変わらず受け取ることができるので、安心して保険を継続することができます。

 

税制面で優遇がある
学資保険で支払った保険料は、生命保険料控除の対象となります。

所得税や住民税の金額は、所得に対して税率をかけることで算出されます。つまり、学資保険で支払った保険料が生命保険料控除の対象となるということは、税率をかけられる所得から学資保険で支払った保険料が引かれるということになります。

そのため、結果として所得税や住民税の節税に繋がり、家計を助けてくれます。少しでも税金が少なくなるのは、家計を預かる身としては嬉しいですよね。これは銀行の定期預金にはない特徴なので、学資保険ならではの魅力といえます。

 

 

学資保険の2つのデメリット

預けたお金は長期間動かせなくなる
学資保険の注意するべき点は、途中で解約した場合解約返戻金は受け取れますが、払い込んだ保険料を下回るケースが多いという点です。
受け取る金額を大きくしたいからといって月々の保険料が高いプランで契約してしまうと、生活を圧迫する場合があります。

そのため学資保険では、無理なく続けられる家計に合ったプランで契約することが重要になります。生命保険会社が実施している学資保険に関するアンケート調査によると、月々の払込保険料は「1~2万円が最も多い」という結果が出ています。これは、「支給される児童手当と同額くらいなら、無理なく積み立てができそう」と考える家庭が多いためです。
このように、一般的には「月々の払込保険料は1~2万円が妥当」と考えられていますが、あくまで参考の数値です。数値は軽く頭に置いて、最終的な判断は家族内でじっくり話し合い、決定してください。

 

インフレリスクに対応できない
学資保険は契約した年数で利回りが固定されます。つまり、学資保険を20年で契約した場合、20年間利回りが固定されてしまします。そのため、20年の間に市場の金利が上昇した場合、不利になる可能性もあるのです。

 

 

学資保険の選び方・加入方法について

出典:photoAC

まずは無料で資料請求
学資保険に入ろうと思った時、一番始めやすいのはネットで資料請求を行うことです。インターネットで「学資保険」と入力すれば、各保険会社の学資保険の解説ページがあり、そのページから無料で資料請求できるようになっています。また、「保険市場」や「価格.com」などのサイトからは、さまざまな保険会社の資料を一括で請求できます。どの保険会社にするか決めていない方は、これらのサイトから複数の会社の資料を請求して比較してみましょう。

 

保険代理店に相談する
保険に加入する方法として、保険代理店に相談する方法があります。保険代理店では学資保険の説明・加入手続きができるので、「資料請求したけれど、違いがよく分からない」「直接話が聞きたい」「すぐにでも加入したい」という方におすすめです。

手順は、まず保険代理店に学資保険に加入したい旨を伝えます。その後、保険代理店の担当者が資料や見積書、加入申込書を準備してくれるので、自宅に来てもらったり代理店の店頭で手続きを行います。そうすれば、その場で速やかに保険加入することができます。

代理店は学資保険を取り扱っている代理店なら、どこの代理店でも加入できます。「保険の窓口を一本化したい」という方は、自分が今加入している自動車保険や火災保険の保険代理店に相談してみてください。「特に加入している保険がない」という方は、インターネットで気になる保険会社のホームページを見てみて下さい。保険会社のホームページから訪問を依頼できたり、もしくは自宅や勤務地近くの保険代理店を探すことができるページもあるので、自分で保険代理店を見つけることもできます。
保険代理店とはこの先何十年もの関係になるので、ぜひ自分に合った保険代理店を見つけてみてください。

 

 

まとめ

出典:photoAC

以上が学資保険の全体像になります。これで、今まで聞いたことがあるだけの単語だった「学資保険」が、一体何なのかが分かりましたね。

ただし、理解したからといってすぐ学資保険に加入するのではなく、メリットと同時にデメリットについても考えることが重要です。
確かに将来の教育資金を貯めるには有効な手段ではありますが、途中で解約した場合に元本割れするリスクやインフレに対応できないといったデメリットもあります。

 

まずは一旦家族で話し合ってみて、わからない点はぜひ保険代理店や保険プランナーに相談してみてください。最近は、無料で説明や家計診断を行っているところが多く、気軽に相談することができます。もちろん無理な勧誘もないので、「うちの家計は大丈夫かな?」「どんなプランが合っているのかな?」と少しでも不安な点がある方は、無料相談から始めてみてはいかがでしょうか。

子どもの明るく楽しい未来のために、安心できる資金作りを始めてみましょう!

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