江戸川区自然動物園はキリンやゾウなどの大きな動物はいませんが、可愛い小動物や珍しい鳥など約60種類の動物がいます。コンパクトな動物園ゆえに動物との距離が近くよちよち歩きのお子さんも楽しめますよ。
近くに大型スーパーもあるので食事にも困りません。
今回はそんな江戸川区自然動物園の見どころや子連れに嬉しい情報をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!
目次
江戸川区自然動物園の動物たち
出典:photoAC
まずは江戸川区自然動物園にいる動物たちを紹介します!
江戸川区自然動物園には、ミミズクやフクロウ、トキやインコ、オウムなどの鳥類、ペンギンやオタリアなど約60種類の動物がいます。
ホウシャガメやイシガメ、クサガメ、カミツキガメなど亀好きにはたまらない亀のラインナップも。
江戸川区自然動物園の魅力は、敷地がとても小さい分、動物との距離が近いところ!
プレーリードッグやリス、レッサーパンダなどの可愛らしい小動物も近くで見れますよ。
子どもって大きな動物よりもよく動く小さくて可愛らしい動物をじっと観察したりしますよね。
近距離で動物をじっくり観察できるので、子どもも大人も夢中になること間違いなしです!
またよちよち歩きのお子さんでも歩いて回れるくらいのコンパクトな動物園なので、お子さんの動物園デビューにもおすすめです。
おすすめは「ふれあいコーナー」
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江戸川区自然動物園には小動物とふれあえる「ふれあいコーナー」があります。
10:00~11:45、13:15~15:00の1日2回、うさぎやモルモット、トウキョウシャモ、ウコッケイ、チャボやヤギ、ひつじとふれあえます。
飼育員さんが見守ってくれている中でのふれあいなので、安全に楽しめます。
小さなお子さんでもうさぎやモルモットの抱っこができますよ。
都会では動物とふれあう機会が少ないので、駅近で便利な公園で動物とふれあえるのは嬉しいですね。
動物とのふれあいももちろん無料です!!
水生コーナー
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江戸川区は江戸川、荒川、海に囲まれた地形で、区内にも河川が流れています。
水は「淡水」「汽水」「海水」域に分かれ、恵まれた水環境となっています。
江戸川区自然動物園の水生コーナーでは「淡水」「汽水」に生息している生き物を展示。
「汽水」とは淡水と海水が入り混じる中間的な塩分濃度の水のことで、モツゴやアメリカザリガニ、セイゴやタナゴなどの身近な生き物を観察できますよ。
夏には金魚と風鈴の展示が行なわれ涼を感じることもできます。
飼育係のおはなし
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土日祝日には、飼育係さんによる動物の生態や習性、特徴などの解説や担当者ならでは動物紹介が聞けますよ。
各動物の前で体験談などここでしか聞けないお話も楽しめます!
同時に子どもたちが大好きなスタンプラリーも行われています。
すべてのお話を聞いてスタンプを集めると、動物園オリジナルのグッズのプレゼントがもらえますよ。期限や年齢制限がないので、チャレンジしてみるのもいいですね。
行船公園について
実は江戸川自然動物園は行船公園という大きな公園の中にある動物園で、じっくりまわっても一日中楽しめるほどの規模ではありません。
ですので公園と動物園のどちらも楽しむというのがおすすめの過ごし方となります。
「ふれあいコーナー」の時間にあわせて動物園に行ってそれ以外の時間は公園の遊具で遊んだり、芝生公園でお弁当を食べたりという楽しみ方ができますよ。
ここからは行船公園の見どころを紹介します!
遊具広場
大きな石のすべり台や小さな家、鉄棒、噴水があります。
大きな石のすべり台は子どもたちに大人気!
桜広場
動物園正門前に広がる芝生の広場です。週末にはたくさんの人がレジャーシートを敷いてピクニックを楽しんでいます。
鯉の餌やり
鯉の餌やりって地味に楽しいですよね。
行船公園サービスセンターでは50円で鯉の餌を販売しています。
人気なので、売り切れることもあるそうなのでご注意ください!
釣り池
無料で誰でもヘラブナ釣りが楽しめます。
※道具、エサは各自でご用意ください。
日本庭園「平成庭園」
池を囲む緑が豊かな日本庭園です。
サクラ、ツツジ、ハナショウブ、もみじなど四季折々の景色が楽しめます。
暖かい季節には、池でザリガニ採りをしている子どもたちも。
交通アクセスは?
江戸川自然動物園は東京メトロ東西線「西葛西駅」から徒歩15分、都営地下鉄新宿線「船堀駅」から徒歩20分の場所にあります。
どちらの駅からもバスが出ており、「北葛西2丁目」下車すぐなので、暑い日などはバスに乗るのがおすすめです。
車で行く場合、江戸川自然動物園側には駐車場はありません。行船公園北側に「都立宇喜田公園駐車場」があるのでそちらをご使用ください。料金は1時間まで300円、以後20分毎100円、入庫後12時間最大1,200円となります。
ランチはどうする?
「西葛西駅」より徒歩で行く場合は道中にイオンがあるのでそちらで購入できます。
また公園内には売店等はないですが、船堀街道沿いにはコンビニやチェーン店など多数の飲食店もあります。
気持ちのいい季節には芝生広場でのピクニックもいいですね。
おむつ替えや授乳はできる?
サービスセンター内に簡易的な授乳スペースがあります。
センターの方に声掛けをすると案内してもらえます。
おむつ替えは多目的トイレ内にあります。念のため使い捨ておむつシートを持って行っておくと安心です。
また、少し歩いても大丈夫であれば、江戸川自然動物園側にあるイオンの赤ちゃん休憩室の利用がおすすめです。
江戸川区自然動物園のおすすめの過ごし方!
出典:photoAC
江戸川自然動物園は10:00オープン(土・日・祝休日は9:30~)です。
できれば開園と共に動物園にむかいましょう。
警戒心が強い動物たちも朝イチだと見える場所にいることが多いそうです。
プレーリードッグは暑さを避けて日中は土の中に隠れてしまっているかもしれないので、朝のうちに動物園を回るのがおすすめですよ。
ひと通り動物たちを観察したら「ふれあいコーナー」で動物とふれあい、水生コーナーを観察後、動物園正門横の行船公園サービスセンターで鯉の餌を購入しましょう。鯉の餌やりが楽しめます。
餌は売り切れることもあるそうなのでお早めに。
動物園を楽しんだ後は日本庭園を散歩し、水生池で水生植物の観察をしてみましょう。
その後は芝生広場や近隣の飲食店で昼食をすませ、遊具や気に入ったスポット、釣り池などで心ゆくまで楽しみましょう!
飼育係のおはなしの時間に動物園に戻りお話を聞いて知識を深めるのもいいですね!
公園自体は小さいですが、思い思いの楽しみ方ができるので動物園、庭園、公園をあわせると一日楽しむことも充分可能です。
交通費と食事代以外はほとんどお金がかからないというのも嬉しいですね。
まとめ
出典:pakutaso
いかがでしたか?
江戸川区自然動物園は小さいながらも動物たちとふれあい、学ぶことができる動物園です。
公園の池の生き物の観察もあわせて楽しめるので動物好きのお子さんや、小さいお子さんの公園&動物園デビューにぴったりです!
遊具や芝生とあわせると一日中楽しむことも可能ですよ。
保護者の方は事前に動物園のブログを読んでおくのもおすすめです。動物たちへの愛着がわいてより動物園を楽しめますよ。
江戸川自然動物園
住所:北葛西3丁目2-1 行船公園内
電話:03-3680-0777
開園時間:10:00~16:30(土・日・祝休日は9:30~)
※11月~2月は16時まで
入園料:無料
アクセス:
東京メトロ東西線「西葛西駅」(改札を出て左側)から徒歩15分
都営地下鉄新宿線「船堀駅」から徒歩20分