都心からアクセスがよく、山登りで家族連れにも人気の高尾山。そんな高尾山の登山コース中ほどにある「高尾山さる園・野草園」は、名前のとおりサルを身近に感じられる動物園と、季節の草花を楽しめる野草園です。
この記事では「高尾山さる園・野草園」の基本情報や、子連れでのおでかけに役立つベビーカー・授乳・おむつ替え情報、見どころをご紹介します。
かわいいサルや色とりどりの草花とふれあいながらのんびり過ごせて、イベントも楽しめますよ。ぜひおでかけの参考にしてみてくださいね。
目次
高尾山さる園・野草園はどんなところ?
大好評「ニホンザル観察シート」に秋冬編ができました!10月23日(土)から秋冬編が登場します。より深くニホンザルを観察して下さい。裏面には解説が書いてあります。 #高尾山 #さる園 #MTTAKAO pic.twitter.com/YcDjdC3IAI
— 高尾山さる園・野草園【公式】 (@Takaosan_Saruen) October 18, 2021
「高尾山さる園・野草園」では、約80頭の個性豊かなサルと、約300種類もの山野草に出会うことができます。小さな子どもも楽しめるので、家族でのおでかけにぴったり。高尾山の自然を感じながら、サルとのふれあいや季節の草花を満喫できます。
高尾山さる園・野草園 公式HPはこちら
高尾山さる園・野草園の見どころ
「2021日光さる軍団・高尾山公演」
✨MIKA&YOU✨
雨も上がり涼しく登山日和となっております。高尾山さる園・野草園では本日も楽しい公演と解説を行っています! #高尾山 #さる園 #日光さる軍団 pic.twitter.com/UU3zMSRf1n— 高尾山さる園・野草園【公式】 (@Takaosan_Saruen) October 16, 2021
「高尾山さる園・野草園」は、小さな子どもと一緒に楽しめるスポットです。園内の、家族で満喫したい見どころをご紹介します。
個性豊かな猿たちが間近に!
さる観覧舎の1階からは、サルをガラス越しに見ることができます。すぐ目の前にやってくるサルたちに、子どもたちは大喜び。屋上からは猿山全体が見渡せて、有料でえさもあげることができます。たくさんいるサルたちですが、ボスザル、お母さんサル、子どものサル、みんなそれぞれ違う動きを見せてくれます。一頭一頭の個性を感じられて、思わずクスッとしてしまいますよ。
毎年4月初旬から8月上旬は、かわいい赤ちゃんが生まれる季節。秋には「赤ちゃんコンテスト」が始まります。「赤ちゃんはどこかな?」と子どもと一緒に探してみるのも楽しそうですね。
飼育員さんの楽しい解説
いつもサルたちを見守っている飼育員さんの解説が、おもしろおかしくわかりやすいと評判。サルの習性や性格、毎日の生活、マメ知識まで、知っておくとサルたちを見るのがもっと楽しくなります。
屋上から猿たちにえさやり体験
さる観覧舎の2階では、サル用おやつのビスケットを買うことができます。えさを投げると猿たちが食べてに来てくれて、とってもかわいいですよ。ただし、サルの体調管理のため、販売されるえさの数には限りがあります。サルにおやつをあげたい場合は早めの時間に入園するのがおすすめです。
野草園で季節の草花に出会おう
野草園では、高尾山に昔から自生していた野草を中心に、約300種類の植物を自然に近いすがたで見ることができます。普段の生活ではなかなか見かけない亜高山帯植物や一部高山植物がいっぱいです。子どもたちがよく知っているチューリップやヒマワリなどの花とは少し違う、素朴でかわいい野草に出会えます。中には絶滅が危惧されている貴重な植物も。自然の大切さを感じることができますね。
園内にはベンチや小屋などの休憩所もあります。座って休憩しながら草花を眺めたり、バードウォッチングしたりしてゆっくりすごせるので、日常を忘れて癒されます。
基本情報
【営業時間】高尾山さる園・野草園の営業時間は季節によって異なります。おでかけする前に確認しておきましょう。
・1~2・12月 9:30~16:00
・3~4月 10:00~16:30
・5~11月 9:30~16:30
【入園料】
・中学生以上:430円(年間パスポート:1,800円)
・3歳以上:210円(年間パスポート:900円)
・3歳未満:無料
住所:東京都八王子市高尾町2181番地
車でのアクセス
圏央道「高尾山」ICを降りて新宿方面へ約5分、京王線「高尾山口駅」近隣の駐車場が利用できます。収容台数には限りがあるため、休日、連休は電車の利用が推奨されています。駐車場の詳しい情報は、高尾登山電鉄公式ページで確認しましょう。「高尾山口駅」からは、次の「公共交通機関でのアクセス」のとおりケーブルカーに乗ってのぼります。
高尾登山電鉄アクセス情報はこちら
公共交通機関でのアクセス
京王線「高尾山口駅」から、ケーブルカー乗り場「清滝駅」へ(徒歩約5分)。ケーブルカーに乗って「高尾山駅」で下車し、登山道1号路を山頂へ向かって徒歩約3分で到着です。ケーブルカーに乗っていくので、いつものおでかけと違った気分が味わえてワクワクしますね。
ベビーカーや車椅子のバリアフリーは?
小さな子どもとのおでかけで気になるのは、ベビーカーで入れるかどうかですよね。さる園の観覧舎は、ベビーカーや車椅子の場合は1階のみ見学でき、2階へは階段で行くことになります。また、野草園はベビーカーや車椅子では通行できません。歩くのが難しい子や赤ちゃんは抱っこでも回れるように、抱っこひもなどの準備をしておきましょう。
授乳室・おむつ替え設備
高尾山さる園の中にはトイレはありますが、授乳室やおむつ替えシートはありません。授乳やおむつ替えを済ませてから入園しましょう。高尾山さる園の近くで授乳やおむつ替えをするなら、園から徒歩約3分のケーブルカー高尾山駅にある「高尾山スミカ」の利用がおすすめです。「高尾山スミカ」には授乳室があり、多目的トイレ内におむつ替えシートが設置されています。利用できる時間は「高尾山スミカ」の営業時間中です。
朝早くや夕方に行く場合は、事前に開いているか確認してから行くと安心ですよ。
高尾山スミカHPはこちら
まとめ
「高尾山さる園・野草園」の基本情報やベビーカー・授乳・おむつ替え情報、見どころをご紹介しました。高尾山の中腹にある高尾山さる園には、魅力いっぱいのサルたちと思わず足をとめてしまう山野草がいっぱい。家族で遊びに行けば、思い出に残る一日になること間違いなしです。登山の途中で休憩や気分転換に立ち寄るのもおすすめです。
休日は、たくさんのかわいいサルたちと草花が待っている「高尾山さる園・野草園」におでかけしてみませんか?