災害はいつ起こるか予測出来ないからこそ怖いものです。近年は、地震の他にも、局地的な集中豪雨等による水害が多くなり、より災害が身近なものとなっています。対策として、防災グッズを用意している方も多いのではないでしょうか?防災対策には、防災グッズを備えておくことに加えて、地域の自然災害が起きやすい場所や避難所までのルートなどを知っておくことが重要です。
災害時の対応は自治体によって異なります。本記事では、調布市の防災マップ、ハザードマップの確認方法と、防災への取り組みをご紹介します。万が一の災害に備えて、親子で確認しておきましょう。
目次
1 調布市の過去の災害
近年、局地的な集中豪雨等による都市型水害が多くなっています。調布市のホームページでは、調布市内における浸水風害の記録を見ることができます。昭和47年以降の報告データが記されており、「住所順」または「被害発生日順」の2つからダウンロードできます。
詳しくはこちらをご覧ください。
2 調布市の防災マップと避難場所
①調布市の防災マップ
防災マップは避難場所や公共施設を示した地図です。
調布市の防災マップは、総合防災安全課(文化会館たづくり西館3階)、総合受付(市役所2階)、市内各地域福祉センター、市民活動支援センター(調布市市民プラザあくろす2階)、各図書館分館等の窓口で受け取ることができます。
また調布市の防災マップはこちらからダウンロードすることも可能です。
②風水害時の避難所一覧
大雨による浸水害や土砂災害等から身を守るための避難場所として、市内の小中学等18箇所を一次避難所、15箇所を福祉避難所として指定しています。
避難所は密集した空間になるので、新型コロナウイルスなどの感染症が拡大する恐れもあります。安全な親戚や知人の家など避難所以外の
選択肢も含め、ご家族で事前に避難場所を検討しておきましょう。
③震災時の避難所一覧
震災等で住んでいる家屋が倒壊したり、火災で住めなくなった時は、学校等が避難所となります。小中学校施設等の32箇所を一次避難所,10箇所を二次避難所として指定しています。
風水害時とは避難所が異なるので注意が必要です。調布市では住所ごとに避難所を指定する方式をとっていないので、避難しやすい避難所を日頃から親子で確認しておきましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
3 調布市のハザードマップ
ハザードマップは災害予測図で、災害種別ごとに存在します。
①調布市の洪水ハザードマップ
調布市の洪水ハザードマップには、市内の多摩川・野川・仙川・入間川が大雨等で氾濫した場合の浸水想定区域・深さ・避難方向・避難所の位置などが明記されています。
多摩川と野川・仙川入間川で浸水の想定区域などが異なるので、注意深く確認しておく必要があります。
調布市の洪水ハザードマップは総合防災安全課(文化会館たづくり西館3階)、総合受付(市役所2階)、市内各地域福祉センター、市民活動支援センター(調布市市民プラザあくろす2階)、各図書館分館等の窓口で受け取ることができます。
またこちらからダウンロードも可能です。
②調布市の土砂災害ハザードマップ
土砂災害ハザードマップには、土砂災害が発生した場合に被害を受ける可能性がある範囲が示されています。
調布市の土砂災害ハザードマップは対象地域を5地区に分けて作成されているので、ご自身の地域はどの地区に入るのか、しっかりと確認しておきましょう。
こちらからダウンロードも可能です。
4 調布市の防災に備えた取り組み
①防災手帳の配布
調布市では、防災手帳が配布されています。災害時に避難する際のポイントや応急手当てなどの行動要領などに加えて、緊急時の連絡先やかかりつけ医等の情報を記載できるスペースが設けられています。
総合防災安全課(文化会館たづくり西館3階)、障害福祉課(市役所本庁舎2階)、福祉総務課(市役所本庁舎3階)、総合福祉センターで受け取ることができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
②調布市で災害時に役立つ情報の入手方法
災害が起きた時には情報を得ることが大切になりす。調布市では、調布市防災・安全情報メール、防災フリーダイヤル、市公式Twitter・Facebook、調布市防災河川情報ポータルサイト等、多くの媒体で、緊急・防災・河川の情報が発信されています。
万が一に備えて、事前に登録やフォローをしておくと安心ですね。
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③いざというときのために備える情報
調布市のホームページには、「災害に備えて」「災害が起きたら」「河川・水路の水位情報」など、いざというときのために知っておきたい情報がたくさん載っています。
まだ見たことがない方は、是非一度ご覧くださいね。
防災には情報収集が不可欠です。調布市のホームページでは災害に向けた取り組みや、実際に災害が起きた後の行動手順などを確認することができます。万が一に備えて、市のホームページを活用し、避難所や避難ルートなどを日頃から親子で話し合っておきましょう。
防災グッズをご自宅に置いていざというときに備えましょう!