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江戸東京たてもの園は都立小金井公園内にある野外博物館。園内には江戸時代から昭和初期までに建設された歴史的建造物が30棟展示されています。門をくぐれば素晴らしい建造物が並び、もうそこは別世界!映画のセットのような街並みが広がります。
小さなお子さんには渋すぎる施設のように感じますが、江戸東京たてもの園の建物は実際に中に入ることができるんです。アニメや映画でしか見たことのないような建物の中に入れるので子ども達も大喜びすること間違いなしですよ。しかも、小学生以下は入園料無料!何度でも訪れたくなるスポットです。
この記事では、江戸東京たてもの園の基本情報はもちろん、子連れおすすめスポットや、乳幼児連れのママ向け情報を紹介しています。おでかけ前にぜひご覧になってくださいね♪
基本情報
住所:東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
電話番号:042-388-3300
営業時間:
4月~9月 9:30~17:30
10月~3月 9:30~16:30
※入園は閉園時刻の30分前まで
定休日:月曜 ※月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日
料金:
一般400円、65歳以上200円、大学生320円、中高生(都外)200円、都内在住又は在学の中学生・小学生・未就学児無料
公式HPはこちら
アクセス
江戸東京たてもの園は、電車とバスを利用して気軽に訪問できますよ。車の場合は小金井公園の駐車場をご利用ください。週末や休日は混雑が予想されますので、公共交通機関での訪問がおすすめです。
【電車】
江戸東京たてもの園の最寄り駅は「JR中央線武蔵小金井駅」、「西武新宿線花小金井駅」。駅からバスで5~6分
「小金井公園西口」で下車後たてもの園の入口まで徒歩5分ほど。どちらの駅もエレベーターがあり、バスの本数も多いので、気軽に訪問できますよ。
【車】
最寄ICは、関越自動車道・東京外環自動車道「大泉IC」、中央自動車道「調布IC」です。
五日市街道沿い「小金井公園前」信号より公園へ、小金井公園の有料駐車場(第1駐車場)を利用ください。駐車場奥のほうが園に近いのでなるべく奥にお止めくださいね。
※電車、車共に詳しいアクセス方法はこちら
事前に知っておくと安心♪子連れ情報
園内はベビーカーで周ることができ、無料でベビーカーの貸し出しも行っていますが、ベビーカーは各建造物には入れません。入口に置く必要があるので、建物の中も見学したいという方は抱っこ紐を持っていくと便利ですよ。また、靴を脱いで入る建造物も多いので、ママもお子さんも着脱しやすい靴を履いておでかけくださいね。
各ゾーンの紹介&おすすめスポット
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園内は東ゾーンと西ゾーン、センターゾーンに分かれています。ひとつひとつの建物の中をじっくり見学すると結構時間がかかりますので、好みのゾーンから攻めるのもいいでしょう。ここでは各ゾーンの特徴と特に有名なスポットを紹介します。
たてもの園では、建造物を活かした情景再現を行っており、季節ごとに展示物が変わったり、当時の情景をリアルに想像できるよう、生活道具や小物にもさまざまな工夫がされています。想像力豊かな子どもにとってはどこも楽しい遊び場になってしまうこと間違いなし!!正直、すべてがおすすめスポットと言っても過言ではありません(笑)。
東ゾーン
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東ゾーンには商家や小売店、銭湯、居酒屋などがあり、下町の風景が広がっています。建物の中には当時の暮らしを再現した生活用品や道具が展示されており、建物だけを楽しむという訳ではなく当時の人々のリアルな暮らしを想像することができますよ。
有名スポットは千と千尋の神隠しの油屋のモデルになった「子宝湯」。天窓から入る優しい光をぜひ体感してみてください。湯船の中にも入れるので、お子さんも大喜びするはず!
西ゾーン
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西ゾーンはさまざまな建築様式の住宅が展示されています。茅葺屋根の民家や当時にしては珍しい全室洋館のお屋敷、モダニズムが取り入れられたオシャレな邸宅など、当時の豪邸が勢ぞろい!お宅探訪気分で一軒一軒訪問してみるのも楽しいですよ。おすすめは、囲炉裏のある「吉野家」「綱島家」。イベントで実際に火を入れることもあるんですよ!囲炉裏を囲んで家族団らん写真などいかがでしょうか?
センターゾーン
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センターゾーンは出入口であるビジターセンターや高橋是清邸がありますよ。おすすめはやはり高橋是清邸。是清が実際に住んでいた主屋部分が展示されており、2Fは是清の寝室、書斎で2.26事件の現場でもあります。歴史的事件が起こった邸宅に実際に入れるなんて
なんとロマンティックなことでしょう。大人は歴史に思いを馳せて、お子さんは細い階段を登ったり下りたりとお家を散策して楽しめます♪
知的好奇心が満たされる!季節のイベントや伝統行事などなど
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江戸東京たてもの園のおすすめポイントは、ずばり日本の伝統芸能や季節のうつろいをお子さんに体感させてあげられること!
忙しい現代、お子さんに季節の行事や日本の伝統、四季のうつろいを体感させてあげるのはなかなか難しいですよね。園内では定期的にさまざまなイベントが開催され、日本の伝統や風習をお子さんに気軽に体験させてあげられますよ。春は桜、梅雨はアジサイと季節の花々が咲き、夏には風鈴が出たり、冬には大根が干されたりと季節ごとの展示も工夫されており、いつ行っても楽しめます。
お子さんおすすめイベント3選
1月 正月特別開園
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お正月には、しめ飾りや門松を飾り、獅子舞や太神楽など新年にふさわしい伝統芸能が楽しめます!昔ながらの日本のお正月を家庭で再現するのはなかなか難しいですよね。初詣と共にたてもの園でザ日本の正月!を体験してみてはいかがでしょうか?
5月 こどもの日イベント
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鯉のぼりや甲冑の展示に加え、竹馬やフラフープ、ベーコマ大会、下町でのお買い物ゲームなど大人も子どももワクワクできる催しが盛りだくさん!毎年お子さんが主役になる大人気のイベントです。
8月 下町夕涼み
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8月には開園時間を延長し下町夕涼みが行われ、ライトアップされた幻想的な街並みをお散歩できます。お子さん向けにヨーヨー釣りや射的、輪投げなども行われますよ。浴衣を着てでかけたら、タイムスリップしたような気分になるかも!映え写真の撮れ高も抜群!?
授乳やオムツ替えは?
オムツ交換シートは園内に8か所あるので乳幼児連れでも安心して過ごせます。授乳室はビジターセンター内展示室前にひとつあり。但し、給湯器の設備はないので、お白湯は持参する必要があります。
お食事は?
園内にはふたつの食事処とカフェ(ビジターセンター内ミュージアムショップ&カフェ)があります。
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東ゾーンの下町中通り、店蔵型休憩棟の2Fたべもの処ではうどんや日替わり弁当が食べれますよ。西ゾーンにある復元建造物「デ・ラランデ邸」では邸内やテラスでカレーライス等の洋食やカフェメニューがいただけます。歴史的建造物の中でお食事できるなんて貴重な体験となりますね。
食べ物の持ち込みもOKで、各所にあるテーブル付きベンチや店蔵型休憩棟1Fの無料休憩室などで飲食可。お弁当を持参して建造物やお花を眺めながらピクニック気分を味わうのもおすすめです。
まとめ
出典:PAKUTASO
いかがでしたでしょうか?江戸東京たてもの園は単に建物を楽しむだけの施設ではなく、当時の人々の暮らしを想像したり、伝統や行事を学び、季節のうつろいを感じたりとお子さんの知的好奇心やイマジネーションを刺激する素晴らしい施設でしたね!
授乳室やオムツ替えシートなどもあり、乳幼児連れでも安心して楽しめますよ。ステキな写真もたくさん撮れるおすすめの施設です。ぜひ子連れで訪問してみてくださいね。