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【八王子市】防災マップ・ハザードマップは要チェック!親子で防災の備えを!

投稿日:2024年09月09日

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八王子市は東京の南西に位置し、中央に都市部、東部に多摩の丘陵があり、西部には山間部がある市です。西部の山間部には観光名所としても有名な高尾山があります。

八王子市には山も多いですが、川も多くあります。北の市境には多摩川が流れていて、西部の山からは小津川、醍醐川、北浅川、南浅川、湯殿川などが東部に向かって流れ、浅川に合流しています。

山や川が多く自然が豊かな八王子市ですが、その分自然の驚異も身近にあるので、災害には家族みんなでしっかりと備えましょう。

 

 

八王子市の防災マップ・ハザードマップ

 

 ハザードマップは災害の種類によって使い分ける必要があります。

洪水なら洪水ハザードマップ、土砂災害なら土砂災害ハザードマップです。八王子市では洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、地震危険度ハザードマップを確認しましょう。

防災マップは防災に関する情報が記載されているマップです。避難所や避難施設、河川をリアルタイムで見られるカメラの位置など、自治体によってさまざまな情報が記載されています。

 

八王子市では「八王子市総合防災ガイドブック(土砂災害ハザードマップ・洪水ハザードマップ)」を作成しています。洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、そして防災マップに加え、防災の基本情報や備え、避難のポイントなど、さまざまな防災情報が掲載されています。

 

西部の山間部では、浸水やがけ崩れ・土石流などの土砂災害の危険区域が川沿いに広く分布しています。谷合では1m以上の浸水予想もあるので注意してください。

八王子市は川だけでなく起伏も激しいので、浸水・土砂災害がいたるところに予想されています。とくに、大きな河川である多摩川と浅川周辺での浸水危険区域は大きいです。

浸水・土砂災害の危険区域を確認するとともに、避難所も掲載してありますので、しっかりチェックしておきましょう。

 

八王子市総合防災ガイドブック第3版:https://www.city.hachioji.tokyo.jp/emergency/bousai/m12873/001/p024714.html

 

また、浸水被害で気をつけなくてはならないのは、家屋の浸水被害後の消毒です。浸水した後は、感染症や食中毒を防止するために清掃だけでなく、消毒をする必要があります。清掃も、手袋とマスクを着用するなど、しっかりと防備をしたうえで行うようにしましょう。傷口などから感染症を引き起こす恐れもあるので、子どもはなるべく手伝わせないよう、手伝う場合も十分に注意しましょう。

 

厚生労働省 被災した家屋の感染症対策:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00341.html

 

 

八王子市の地震危険度ハザードマップ

 

 地震危険度ハザードマップは東京都都市整備局ホームページの「地震に関する地域危険度測定調査」から閲覧できます。また、「あなたのまちの地域危険度」というパンフレットも閲覧できますので、ぜひご確認ください。

この調査では、建物倒壊危険度、火災危険度、災害時活動困難度をそれぞれ評価し、全部を加味した総合危険度をすべて5ランクに分けて表示しています。5が最も高く、1が低い評価で、この数字が低いほど危険度が低くなります。

 

八王子市には、丘陵、山地など様々な種類の地盤がありますが、地震の揺れやすさは低いです。

建物倒壊危険度はほとんどがランク1~2となっていて、ランク3の地区は日吉町、本郷町、南新町です。火災危険度も同様で、ほとんどがランク1~2で、ランク3の地区は泉町、散田町2丁目、天神町、元横山町3丁目です。

災害時活動困難度は山間部でランク4~5が目立ちますが、一部の他の地区でもランク4になっています。

ただし、総合危険度ではランク1~2がほとんどで、川口川と浅川の合流地点周辺である、中野上町1~3丁目と元横山町3丁目がランク3となっています。

 

自分の住んでいるエリアだけでなく、家族が通学・通勤に利用しているエリアも危険地域があるかどうか確認しておくと安心です。避難先や避難経路も考えて、地域のどこにどんな危険があるのか知っておきましょう。

 

東京都都市整備局ホームページ:https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/

「あなたのまちの地域危険度」(PDF):https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/chousa_6/download/kikendo.pdf?1803

 

 

ハザードマップポータルサイト

 

国土交通省の運営している「ハザードマップポータルサイト」を利用すると、調べたい地域のハザードマップを簡単に閲覧することができます。

「重ねるハザードマップ」では、マップ上に各種類のハザードマップを重ねて表示できるので、地図で見たい方にはおすすめです。また、「わがまちハザードマップ」では、各区市町村の公表しているハザードマップに簡単にアクセスできます。

 

国土交通省「ハザードマップポータルサイト」:https://disaportal.gsi.go.jp/

 

 

八王子市の避難所

 

 八王子市の避難所を種類別にご紹介します。災害時は情報がとても重要です。避難するかどうか、避難するタイミング、避難所が開設されているかどうか、空き情報や予定している避難経路に通行止めはないかなど、必ず安全を最優先してください。

自宅が被災する可能性が低いなら、在宅避難も候補に入れて防災の準備をしましょう。

 

[指定緊急避難場所(一時避難場所)]

 市立の小・中学校、都立高校、市民センター、高尾の森わくわくビレッジ、デジタルハリウッド大学が指定されています。

災害発生時に避難者がとりあえず避難をする場所で、情報を集めたり、各地域の災害対策の拠点になります。

地震時では各学校の校庭、風水害時では各施設の屋内が指定されています。

 

[指定避難所(避難所)]

 市立の小・中学校、都立高校、市民センターが指定されてます。

災害により自宅が被災したり、被災する恐れがある場合に、避難者が生活をする場所になります。

 

[指定緊急避難場所(広域避難場所)]

 市内に13か所あります。大規模公園や大学のキャンパスなど、広いスペースのある場所が指定されています。

大地震や大規模火災などの災害発生時に、避難者が身の安全を守るための避難場所です。

 

 

八王子市の防災情報

 

八王子市では犯罪・不審者・防災の情報をメールで配信しています。

簡単な登録で、市からの情報を受け取れるので、まだ登録していない人はぜひこの機会に登録しましょう。

配信メールの情報の種類は、犯罪・不審者情報、「週刊」犯罪被害発生状況、防災情報、ひとり親家庭支援情報です。

 

登録するときは、「icho@sg-m.jp」に空メールを送信し、送られてきたメールに記載されているURLにアクセスすれば、登録は完了です。

 

八王子市のほかに東京都が発信している「東京都防災ホームページ」でも災害・防災に関する情報をチェックできます。気象庁が発信している情報も確認でき、「東京くらし防災」や「キッズ向け防災」など、役立つ情報もたくさんあるので、ぜひアクセスしてみてください。

 

八王子市 メール配信サービス:https://www.city.hachioji.tokyo.jp/online/mail/p005857.html

東京都防災ホームページ:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/index.html

 

 

まとめ

出典:photoAC

 

八王子市は浸水や土砂災害の危険が大きい地域です。最近、超大型台風や線状降水帯などによる災害も増えてきました。雨量が増えれば、浸水や土砂災害の危険は高まります。

ぜひ、日頃からの備えを忘れないにようにしましょう。

子どもが小さいときは非常用品もかさばりがちですが、チェックリストなどを使って、漏れがないように準備してくださいね。

おむつや子どもの着替えなどは、サイズアップするので、季節などでこまめに入れ替えるようにしましょう。

家族みんなで防災について考える時間を作ってみるのも良いかもしれませんね。

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