「吉祥寺周辺で初詣に行きたい!」、「初詣先に授乳室やオムツ交換スペースがあるか不安…」などと考えたことはありませんか?豊かな自然と都会の雰囲気が混ざり合う吉祥寺の地で、新年をおめでたく始めたい方は多いかと思います。
そこで今回は、東京都吉祥寺周辺にあるおすすめの初詣スポットを4つご紹介します。吉祥寺七福神を祀る神社から、緑あふれる公園内に佇む美しい神社まで盛りだくさんです。小さなお子さまをお連れの方向けの情報も解説していますので、ぜひ最後までご覧になってください。
武蔵野八幡宮
「武蔵野八幡宮」は、吉祥寺の氏神様としてたたえられている八幡宮です。明暦の大火で住居をなくした人々が社殿のあるこの地に移住し、新たな村を開村した際に武蔵野八幡宮を鎮守として信仰したと伝えられています。
八幡宮はもちろん、境内には三島、出雲、大鳥、厳島、稲荷、須賀、疱瘡の7社が祀られており、五穀豊穣、事業繁栄、家産増進、子孫繁栄など実に多くのご利益を賜わることができます。
非常に広大な境内には、ケヤキやクスノキといった荘厳な大木が見事に立ち並んでいます。繁華街の中で引き締まった空気感が流れているスポットです。
武蔵野八幡宮から歩いて4分ほどのところに、「東急百貨店吉祥寺店」という商業施設があります。こちらの6階にベビー休憩室があり、おむつ替えや授乳ができる設備となっていますので、要の際はぜひご利用ください
住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-23
アクセス:JR中央線・総武線・京王井の頭線・東京メトロ東西線「吉祥寺駅」下車徒歩10分
開堂時間:10:00~17:00
東京都神社庁HP:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/kitatama/musashino/5757/
井の頭弁財天
「井の頭弁財天」があるのは、吉祥寺のオアシスとして市民の憩いの場となっている「井の頭恩賜公園」。この公園内にある井の頭池のほとりにそびえているお堂が、井の頭弁財天です。
古文書によると天慶年間(938年~948年)に源経基(みなもとのつねもと)が創建したと伝えられています。また、江戸時代に徳川家康がお茶を立てる際に使用したとされる茶臼や湧き水が現存する、歴史的にも価値のあるお堂です。
井の頭弁財天の境内には、龍の形をした銭洗い弁天があります。こちらを流れる霊水で小銭を洗うと、財運アップ、商売繁盛、一家繁栄といった財産が増えるご利益を受けられることでしょう。
井の頭弁財天も敷地に含まれている井の頭公園内のトイレには、おむつ替えスペースがそれぞれ用意されています。また、授乳室は園内にある井の頭自然文化園の管理事務所内に1ヵ所設置されているため、要の際はぜひご利用ください。
住所:東京都三鷹市井の頭4丁目1
アクセス:JR・京王井の頭線「吉祥寺駅」下車徒歩約5分
開堂時間:7:00~16:00
HP:https://www.inokashirabenzaiten.com/
杵築大社
「杵築大社(きづきたいしゃ)」は、武蔵野市境南町にある神社です。この社殿は約350年前、出雲国松江藩初代藩主、松平直政が鷹狩場として使用した屋敷と伝えられています。
御祭神に農業、商業、医療の神として信仰される大國主大神(おおくにぬしのかみ)と、商売繁盛の神・事代主大神(ことしろぬしおおかみ)を祀っており、昔から人々の間で厚く信仰されています。また、開運や縁結びのご利益がある神社としても有名です。
境内には、本殿の他に八坂神社、富士浅間神社、金比羅様、弁天様を祀っています。また、三多摩に現存するもので2番目に規模の大きい富士塚や千本イチョウなど、参拝後の見どころも実に多くあります。
境内に授乳室やオムツ交換スペースはありませんので、小さなお子さまをお連れの方は参拝後速やかに帰路に着くのが良いかもしれません。
住所:東京都武蔵野市境南町2-10-11
アクセス:JR中央線「武蔵境駅」下車徒歩3分
開堂時間:9:30~16:30
武蔵野市観光機構HP:https://musashino-kanko.com/area/musashisakai/kiziki_shrine/
三鷹八幡大神社
「三鷹八幡大神社」は、三鷹通りと連雀通りの交差点付近に鎮座している神社です。
この神社の歴史を簡単に解説します。江戸時代に起きた大火災・明暦の大火の後、現在の千代田区神田須田町・神田淡路町周辺に住んでいた人々が当地周辺へ移住し、新田開拓をおこないました。その後、この土地の名主らが氏神社の創建を幕府に願い出、はれて許可されて創建されたのが三鷹八幡大神社なのです。
御祭神は応神天皇であり、いわゆる八幡さまです。応神天皇は武の神として信仰されている神さまで、勝運や厄除けなどのご利益を授けてくれるとされます。
境内の2番目の鳥居をくぐって左手には、三鷹市の天然記念物に指定されているご神木・スダジイがそびえて立っており、その景観は荘厳なものです。
楼門の左右にはそれぞれひとつずつ神輿庫が置かれています。そのうち二之宮神輿の鳳凰の目には3カラットのダイヤが使われており、1994年当時のギネスブックには「日本最大のダイヤモンド」として掲載されていたようです。ダイヤは金運上昇をもたらすパワーストーンと言われていますから、金運に恵まれるご利益を受けられることでしょう。
境内に授乳室やオムツ交換スペースはありませんので、小さなお子さまをお連れの方は参拝後速やかに帰路に着くのが良いかもしれません。
住所:東京都三鷹市下連雀4丁目18-23
アクセス:JR中央線・総武線 「三鷹駅」下車徒歩15分。
開堂時間:9:00~17:00
まとめ
ここまで、吉祥寺周辺にあるおすすめの初詣スポットを4つ紹介してきました。緑豊かな公園に厳かにたたずむお堂や、巨大な富士塚やイチョウの木で視覚的にも心に平安をもたらしてくれる神社など、魅力的な寺社が数多く存在するとわかりました。
小さなお子さまを連れて初詣の参拝に行かれる際には、その付近に授乳室やオムツ交換スペースがあるかどうか、確認してから訪れると当日焦らずに済むためおすすめです。
初詣は、自分やご家族の1年の幸せを祈願するおめでたい祭事です。寒さ対策を万全にしながら、ぜひ家族みんなで気になった神社へ参拝しに行ってみてください。