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「吉祥寺で子供と一緒に花見を楽しみたい!、「吉祥寺にある桜の穴場とか、名所ってどこだろう?」などと考えたことはありませんか?「学生の街」として知られるスタイリッシュな吉祥寺で、春の息吹を感じたい方は多いですよね。
そこで今回は、吉祥寺周辺にある子連れの方におすすめの花見スポットを4つご紹介します。「さくら名所100選」に選ばれている公園から、花見ピクニックに最適な穴場まで盛りだくさんです。ぜひ最後までご覧になってください。
さまざまな公園に恵まれる吉祥寺周辺で、桜の風景が楽しめるスポットをまとめました!今年度一年間がんばってきた気持ちがどこかふっとほどけるような、やさしい桜の景色を味わいにお出かけしてみませんか?
吉祥寺周辺のお花見3選、ぜひ参考にしてくださいね。
井の頭恩賜公園
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吉祥寺駅の南側に位置する「井の頭恩賜公園」。100年を越える歴史をもつ公園の中心には井の頭池があり、周りに数百本の桜(ソメイヨシノ)が植えられています。公益財団法人日本さくらの会が選定した「日本さくら名所100選」にも選ばれています。毎年3月下旬から4月初旬の桜のシーズンには、井の頭池の上へソメイヨシノが桜色の枝を傾け、水面を桜色に輝かせ、また花吹雪を躍らせる、まさにこのシーズンならではの美しい景色を堪能することができます。
井の頭恩賜公園では、穏やかなお天気の日などに井の頭池でボートを楽しんだり、池の周りをウォーキングしながら桜の景色を楽しむのがおすすめ。ボートは3種類。オールでこぐタイプの「ローボート」は大人3人まで乗ることができます。自転車のようにペダルと漕ぐタイプの「サイクルボート」は安定感があって子どもとのボート遊びにぴったり(大人2人、子ども1人まで)。そして大人も子どもも思わず楽しい気分になってしまうのが白鳥の形の「スワンボート」。こちらは大人2人、子ども2人まで一緒に乗ることが出来ます。東京の都心、23区の喧騒からも少し離れて、のんびりと自然に親しみながら春の訪れを味わうことができる井の頭恩賜公園です。
井の頭恩賜公園内のトイレにはおむつ替えシートが用意されていますので、小さなお子さまをお連れの方はそちらをご利用ください。
住所 : 東京都武蔵野市御殿山1-18-31
アクセス:
JR中央総武線・京王井の頭線「吉祥寺駅」から徒歩約5分
京王井の頭線「井の頭公園駅」から徒歩約1分。
駐車場:有料160台
入園料:無料(ボートは有料)
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東京都立善福寺公園
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JR・京王井の頭線吉祥寺駅、JR西荻窪駅、そして西武新宿線の上石神井駅の3つのちょうど真ん中に位置するのが、「東京都立善福寺公園」です。この公園も善福寺池と呼ばれる池が中心となっていて、武蔵野三大遊水池のひとつとして知られています。池は南北に二つにわかれており、北側を上の池、南側を下の池と呼びます。上の池はボートなどの設備もあり、下の池のほうは桜の名所として地元の人に親しまれています。こちらも水面に映る桜や、桜吹雪の景色の美しさは格別です。
春の桜の季節には、水鳥などの生き物の姿も楽しむことができます。あたたかい春の一日に、桜や水辺の生き物に春を感じながら、のんびりと散策するのはいかがでしょうか。
東京都立善福寺公園は、最寄りのどの駅からも少し離れたロケーションにあるのがポイントです。にぎやかな繁華街から少し離れて、落ち着いたお花見を楽しむことができますよ。
住所:東京都杉並区善福寺3丁目9−10
アクセス:
①JR中央総武線・京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩約20分、もしくは北口よりバス「武蔵野寮前」下車徒歩約8分。
②JR西荻窪駅から徒歩16分、もしくは北口よりバス「善福寺」下車徒歩約5分。
③西武新宿線上石神井駅から徒歩約16分、もしくはバス「善福寺」下車徒歩約5分。
駐車場:なし
入園料:無料(ボートは有料)
東京都公園協会公式サイトはこちら
武蔵野中央公園
#武蔵野中央公園 では、#カワヅザクラ と #ナノハナ #ウメ が見頃を迎えています。お立ち寄りの際はぜひご覧ください。また、感染対策としてマスクの着用をお願い致します🙏
カワヅザクラの周りには、落ちた桜の花がいっぱい…。運が良ければ綺麗な #サクラ の花を拾えるかもしれません🌸 pic.twitter.com/bR49w9Hr9c— 都立武蔵野中央公園 (@ParksMusashityu) February 28, 2021
JR三鷹駅の北側に位置する武蔵野中央公園。例年3月初旬に河津桜、3月下旬ごろからソメイヨシノとオオシマザクラが見頃を迎えます。武蔵野中央公園は、広い芝生の原っぱが中央に位置しているのが特徴。その回りにスポーツ広場やテニスコート、遊具の広場、バーベキュー広場などの設備もあります。そしてぐるっと一周を囲むように遊歩道が園内を走っていて、ウォーキングやランニングのコースとしても地域の人に親しまれています。
3月は桜だけではなく、菜の花なども楽しめます。淡いピンクの桜の色や、菜の花のやさしい黄色、芝生や植物の緑、などなど。お散歩や、お花見ランをしながら自然から元気をもらえそうな景色です。お花見散策にぴったりの武蔵野中央公園です。
武蔵野中央公園内のトイレにはベビーベッドとベビーチェアが用意されていますので、小さなお子さまをお連れの方はそちらをご利用ください。
住所:東京都武蔵野市八幡町2-4-22
アクセス:JR中央総武線・京王井の頭線吉祥寺駅、もしくは三鷹駅からバス「武蔵野中央公園」下車徒歩1分。
駐車場:有料31台
入園料:無料(スポーツ施設は有料)
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宮本小路公園
「宮本小路公園」は、「緑を楽しむ 交流の杜」をコンセプトに造設された自然豊かな公園です。季節ごとに色を変える草木や竹林、子どもたちが体いっぱいに動かせる原っぱが整備されており、吉祥寺駅北口にできたオアシスとして注目を集めています。緑あふれる宮本小路公園は、災害時のために覚えておくべき公園でもあります。かまどベンチや防火水槽、防災スツールなど災害が起こった際に役立つ設備が取り付けられており、知っておくと万が一のことがあっても焦らずに行動できるでしょう。
春になると、この公園でも満開の桜を鑑賞できます。山桜の大木と枝垂桜の花が可憐で見応え抜群です。桜の木の本数自体は少ないため、混雑することもなく、ゆったりと花見やピクニックを楽しめる吉祥寺の穴場です。
住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町1-17
アクセス:JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」下車徒歩10分
営業時間:24時間営業
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野川公園
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吉祥寺駅から車で15分の位置にある「野川公園」は、水と緑に恵まれた自然を堪能できる公園です。調布、小金井、三鷹の三市にまたがるこの公園は広大で、名前にもある野川が流れる自然豊かな北側、起伏があり変化に富んだ景観を楽しめる芝生広場、そしてバーベキューやテニスコートなどのある南側から構成されます。野川公園には、「自然観察園」と呼ばれるエリアがあります。国分寺崖線という崖下から湧き出す地下水や、四季折々の草花や野鳥を観察できる、自然を存分に味わいたい方におすすめの場所です。また、自然観察園の対岸に設置された「自然観察センター」では、野川や国分寺崖線など、公園内の自然と人文にまつわる展示、解説や、自然観察会などのイベントを開催しています。
そんな野川公園でも、春になると桜が芽吹き始めます。公園南東側にある「自由広場」付近では大きなソメイヨシノの木が咲き誇り、一本一本の迫力と美しさは見応え抜群です。園内を流れる野川、芝生広場の新緑、桜のコントラストは、野川公園の春の風物詩でしょう。
野川公園内のトイレにはベビーベッドとベビーチェアが用意されていますので、小さなお子さまをお連れの方はそちらをご利用ください。
住所:東京都調布市野水1・2丁目、小金井市東町1丁目、三鷹市大沢2・3・6丁目
アクセス:西武多摩川線「新小金井駅」または「多磨駅」下車徒歩15分
営業時間:24時間営業
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まとめ
この記事では、広い公園や、人込みや喧騒から少し離れたスポットの公園をご紹介しました。たまには運動がてら足を延ばして、季節を感じながら過ごすのも良いですよね。
地域の人に愛される吉祥寺の公園のお花見スポット5選でした。
今年度を一年間がんばってきた自分と、1年で今だけ、このやさしい自然の色に彩られた桜の景色に目を向けて、気持ちがほぐれる瞬間を味わってください。吉祥寺のお花見スポットを、ぜひ楽しんでくださいね。