子どもから突然「脱毛したい」と言われたとき、どう答えればいいか分からなくなったことはありませんか。
「早すぎる」と思う気持ちと、「コンプレックスを持ったままにしてほしくない」という親心が、同時に押し寄せてきますよね。
イベントプラスはこれまで累計10,000件以上の親子向けイベントを企画・運営してきた中で、子どもの「やってみたい」「気になる」という気持ちをどう受け止めるかが、親子関係のかなめになると実感してきました。
この記事では、クリニックやサロンの比較ではなく、子どもの申し出にどう向き合い、親子でどう対話を積み重ねていくかに焦点を当てて書いています。
どのタイミングで・どう動くかは、読み終えてから一緒にゆっくり考えていきましょう。
目次
「脱毛したい」と言われたとき、どう答えていいか分からなかった
プールの授業の前夜、急に「明日、水着で泳ぎたくない」と言い出した子ども。
翌朝になっても機嫌が悪くて、理由を聞いてみたら「腕の毛が気になる」とぽつりと言った——そんな経験をしたお母さんは、決して少なくないはずです。
「えっ、そんなことで?」と思いかけて、でも子どもの表情が真剣で、胸がちくりとした経験、ありませんか。
実はこの瞬間は、子どもが自分の体の悩みを親に打ち明けてくれた、大切なコミュニケーションの場でもあります。
「お母さんに話してみよう」と思ってくれたこと自体が、信頼の証でもあるのです。
一方で、親の側もまったく他人事ではないですよね。
昔、雑誌の特集やテレビの通販番組でノベルティつきの脱毛器に目が止まって、「これなら試してみようかな」と思ったことが一度や二度あったはず。
大人になった今でも、夏前になると脱毛広告に敏感に反応している自分がいる——そんな「あるある」、ありませんか。
私たち親世代も、ムダ毛のことで誰かに相談できなかった時代を過ごしてきました。
「うちの子だけがこんなに気にしているのかな」と感じる必要はなく、子どもも親も、同じような悩みを引き継いできているだけです。
子どもがムダ毛を気にし始める時期は、思ったより早い
株式会社鈴木ハーブ研究所が小学生の女の子を持つ母親を対象に行った調査によると、「小学4年生頃から体毛が気になりはじめる子が増え、5年生頃より体毛ケアを始める子が多い」という結果が出ています。
同調査では、小学5年生の74.3%が体毛を気にしているというデータも示されています。
思春期を迎える10歳前後は、第二次性徴の影響でホルモンバランスが変化し、体毛が目立ちやすくなる時期です。
体育の授業や水泳、習い事など、肌を露出する機会が増えるほど、気になる場面も増えていきます。
「友達に何か言われるかも」「水着の日が来るのが嫌だ」——子どもにとっては、本当に切実な悩みです。
大げさに見えても、本人の中では毎日のことだったりします。
一方で、「脱毛」という選択肢に対して、親世代は少し慎重になる傾向があります。
「自分が子どもの頃はそんなことしなかった」という感覚は自然ですが、今の子どもたちはSNSや動画を通じて大人と同じような情報に早くから触れています。
親世代と今の子どもたちで、脱毛への感覚にズレが生まれているのは事実として、まず認めてしまうのがいいと思います。
ムダ毛へのコンプレックスを長く抱えることが、自己肯定感に影響する場合もあります。
「大げさ」と流すのではなく、一度きちんと向き合う価値があるテーマです。
まず「気持ちを受け止める」ことが、何より大事
「早すぎる」「そんなに気にしなくていい」とすぐに答えを返したくなる気持ち、分かります。
でも、子どもがようやく打ち明けてくれた言葉を、即答で否定してしまうと、次から話しかけにくくなってしまいます。
まず試してほしいのは、「どうして気になるの?」「どこが一番気になる?」と聞くことです。
質問に答えながら、子ども自身も自分の気持ちを整理していきます。
「聞いてもらえた」という安心感が、対話を続けるエネルギーになります。
そのとき、お母さん自身の経験を少し話してみるのもおすすめです。
「お母さんも中学生のとき、同じことで悩んでたよ」という一言で、子どもの表情がほっとすることがあります。
「自分だけじゃなかったんだ」という感覚は、想像以上に子どもを楽にしてくれます。
大切なのは、否定しない・急かさない・一緒に考えるというスタンスです。
答えを今日出さなくても、話し合いを続けること自体に意味があります。
イベントプラスが親子イベントの現場で感じてきたことがあります。
子どもが「ちょっと難しいな」と感じる場面で、お母さんが「一緒にやってみようか」と声をかけた瞬間に、子どもの目の輝きが変わる——そんな場面を何度も見てきました。
脱毛の話し合いも、同じだと思います。
「いつ始めるか」より「どう向き合うか」を先に決める
「じゃあ、いつから始めればいいの?」と焦らなくて大丈夫です。
まず向き合い方を決めてから、タイミングは後から一緒に探せばいいのです。
脱毛のタイミングについては、「生理周期が安定してから」を一つの目安として推奨している専門家や施設が複数あります。
ホルモンバランスの影響で毛の生える部位や濃さが変わりやすい時期に脱毛を始めても、後から新たに毛が生えてくる可能性があるためです。
「生理が始まったばかり」の段階ではなく、周期がある程度安定してきてから検討し始めるのが、一つの現実的な判断軸になります。
「今すぐ連れていかなきゃ」とならなくていい、ということです。
「もう少し体が落ち着いてきたら、一緒に考えようね」という言葉で、子どもも納得しやすくなります。
この話題をきっかけに、体の変化や成長について親子で話せる関係性を育むことができます。
生理のこと、体型のこと、これから変わっていくこと——脱毛の話は、そういった会話への入り口になることがあります。
「タイミングを一緒に見極めよう」という親子の約束を結んでおくと、子ども自身も「待っている間に体のことを知っていく」という前向きな感覚を持ちやすくなります。
サロンの前に「家でできること」も選択肢のひとつ
サロンや医療クリニックは、費用・通院の手間・年齢制限など、各家庭の状況によって選びやすさが異なります。
「今すぐ通わせる余裕はないけれど、子どもの気持ちを何とかしてあげたい」と感じているお母さんも多いはずです。
家庭用脱毛器は、保護者の管理のもとで使用できる製品もあります。
メーカーや機種によって推奨年齢や対象部位が異なるため、購入前に必ず製品の使用条件を確認してください。
「一緒にやってみる」という体験そのものが、親子の信頼関係を深める時間になります。
「お母さんが一緒にいてくれる」という安心感は、脱毛の結果とは別に、子どもの心に残ります。
どんな方法を選ぶにせよ、一番大切なのは子ども本人が「やりたい」と思っていることです。
親主導で「やらせる」より、子どもが「やりたい」と言える状況で始めることが、長く続けるためにも大切です。
各家庭の事情に合わせて、無理なく選べる方法を一緒に探していきましょう♪
まとめ
子どもの「脱毛したい」という言葉は、体の変化と向き合い始めたサインとして受け止めてみてください。
方法を決めることより先に、「話してくれてよかった」という場を作ることが、親としての最初の一歩です。
タイミングや方法は、焦らず子どもと一緒に考えていけばいい。
今日から「どの施設に行くか」ではなく、「どんな話をしようか」から始めてみてください。










