出典:photoAC
日本の春といえば桜を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。暖かい春の日差しと風の中に揺れるピンクの桜は、優しくて美しいですよね。また、ほころびかけのつぼみの桜も、満開の桜も、散り際の桜も、それぞれどれも情緒があってとっても綺麗です。
青梅市といえば梅の花のイメージが強いですが、桜の名所もたくさんありますよ!今回は青梅市にある桜のスポットをご紹介しますので、春のおでかけの参考にしてみてくださいね。
桜が咲いたら、子どもと一緒にお花見にでかけてみませんか?
青梅市の桜の見頃
桜といえばソメイヨシノやサトザクラですが、青梅市では、例年、3月下旬から4月上旬に見頃を迎えます。年によって多少の変動がありますが、おおむねこの時期に満開になります。桜は開花から一週間ほどで満開になり、満開から一週間ほどで散り始めてしまうので、見頃が短い花です。また、開花してから気温が低ければ長持ちし、気温が暖かかったり、雨風が強いと散るのが早まります。一方、カワヅザクラは2月の下旬から3月の上旬に咲く、早咲きの桜です。色味が強く、大輪で花付きも良い桜で、花の見頃が1ヶ月と長いのが特徴です。開花情報や天気予報を良くチェックして、お花見の予定を立てましょう。
釜の淵公園
【お知らせ】釜の淵公園内の桜が見頃を迎えています。郷土博物館では、収蔵品展「郷土工芸技術展~道具を通して見つめるものづくり~」を4月4日(日)まで開催しています。<青梅市郷土博物館> #青梅市 #桜 #郷土工芸技術 https://t.co/PijzuGKuja pic.twitter.com/FOb8dIH8xU
— 東京都青梅市 (@ome_city_tokyo) March 25, 2021
釜の淵公園は青梅市の南部を横断する多摩川沿いにある公園です。Ωの形に川が曲がった両岸にまたがる公園で、バーベキュー施設や旧宮崎家住宅、青梅市郷土博物館などがあります。この公園の多摩川沿いにソメイヨシノが60本ほど植えてあり、川岸に見事な桜並木を眺めることができます。また、川で水遊びもできるので子どもも飽きずにお花見ができますよ。
トイレは大型駐車場と中州にありますが、授乳室やおむつ替えは青梅駅前のMOギャラリーか青梅市文化交流センターがスムーズです。
施設名:釜の淵公園
住所:東京都青梅市大柳町1392
料金:無料
アクセス:
JR「青梅駅」より徒歩15分
JR「青梅駅」下車、都営バス[駒木町循環]で「郷土博物館入口」より徒歩5分
駐車場:有料80台、無料20台
公式サイト:https://www.omekanko.gr.jp/spot/80201/
青梅鉄道公園
青梅鉄道公園は青梅市にある公園で、1962年に鉄道開業90周年記念事業で実物の鉄道車両が展示されています。鉄道好きの子どもにはまさにぴったりの公園です。パノラマやミニSLなど、めいっぱい鉄道の世界で遊ぶことができます。園内に桜が植えてあり、桜と鉄道を一度に楽しめますよ。園内にトイレとおむつ交換台はありますが、授乳室がないので注意してください。青梅駅の駅前のMOギャラリーか青梅市文化交流センターが利用しやすいです。
施設名:青梅鉄道公園
住所:東京都青梅市勝沼2-155
料金:小学生以上/100円
営業時間:10:00~16:30(入園は16:00まで)月曜定休日
アクセス:JR「青梅駅」より徒歩15分 ※急な坂道あり
駐車場:あり(無料) ※隣接する永山公園の駐車場を利用
公式サイト:https://www.ejrcf.or.jp/ome/
おうめ観光ガイド:https://www.omekanko.gr.jp/spot/24301/
梅岩寺
今日からライトアップ始めてみました! 期間は未定です。車の境内への乗り入れは出来ませんのでご了承ください。#青梅 #梅岩寺 #しだれ桜 #桜 #ライトアップ pic.twitter.com/PMrx6pdeSr
— 梅岩寺 (@baiganji) March 22, 2021
青梅市のシダレザクラの名所といえば梅岩寺です。このシダレザクラは昭和32年に青梅市の指定天然記念物になりました。その大きく荘厳なシダレザクラは必見です。梅岩寺では満開の時期になるとライトアップもされ、昼も夜も多くの観光客が訪れます。昼とは違った雰囲気の桜を見に行ってみても良いですね。
施設名:梅岩寺
住所:東京都青梅市仲町235
アクセス:JR「青梅駅」より徒歩3分
駐車場:あり
公式サイト:http://www.baiganji.net/
おうめ観光サイト:https://www.omekanko.gr.jp/spot/50601/
安楽寺
この投稿をInstagramで見る
安楽寺は青梅市の北端、埼玉県の飯能市との境にあります。創建が奈良時代と大変古く、昔から地域の人たちの崇敬を集めてきました。東京都の天然記念物である大杉が有名ですが、桃や桜などの花木も多く、春になると多くの人が訪れます。シダレザクラがとても綺麗ですが、ソメイヨシノやサトザクラも多く、桜の木が40本ほど植えてあります。苔むした鐘楼など趣深い建物も多く、親子で歴史散策をしながら、お花見してみてはいかがでしょう。
施設名:安楽寺
住所:東京都青梅市成木1-583
アクセス:JR「青梅駅」下車、バス[裏宿町行]で「成木一丁目自治会館前」より徒歩5分
駐車場:あり(無料)
公式サイト:https://www.omekanko.gr.jp/spot/16901/
青梅市花木園
青梅市花木園は青梅市の北東にある公園で、自然がたくさんあり、花木だけでなく果樹園や農園があり、農業にも触れることができます。都内で最も大きな211mもあるローラーすべり台があり、子どもに大人気です。ただし、プラスチック製のソリはすべり台が傷むため、使用が禁止されているので注意してください。また、令和4年3月下旬ごろに新しい遊具広場が開設される予定です。大きな複合遊具や、幼児用向けの遊具のほかに、アスレチックエリアも開設されますよ。小さなお子様から大人までさらに楽しめる公園になりますので、ぜひでかけてみてはいかがでしょうか。
園内には桜が植えてあるほか、芝生広場やバーベキュー施設があるので、ピクニックやバーベキューを楽しみながらお花見をすることもできます。園内にトイレはありますが、授乳室やおむつ交換台はないので注意してください。
施設名:青梅市花木園
住所:青梅市小曾木4丁目2615番地1
料金:無料
アクセス:JR「東青梅駅」下車、都営バス[成木循環]または西武バス[飯能駅南口行]で「小曽木診療所」より徒歩10分
駐車場:あり(有料)/9:00~17:00
公式サイト:https://www.city.ome.tokyo.jp/soshiki/24/1001.html
河辺下グラウンド(青梅市民球場)
河辺下グラウンドは青梅市の東にある運動施設で、多摩川の河川敷にあります。野球場やサッカー場、テニスコートなどの運動施設がそろっていますが、そのグラウンドの多摩川沿いに桜が植えてあります。河辺を散策したり、川遊びをしながらお花見ができますよ。敷地内にトイレはありますが、授乳室などはありませんので注意してください。
施設名:河辺下グラウンド(青梅市民球場)
住所:東京都青梅市河辺町1-872-1
料金:施設ごとに異なる
営業時間:9:00~17:00(5/15~8/15は9:00~19:00)
アクセス:JR「河辺駅」より徒歩15分
駐車場:27台(無料) ※通路スペース等に駐車可能
公式サイト:https://www.omesports.net/facility/civicstadium
桜見本園(永山公園)
桜見本園は青梅駅の駅近にある永山公園の敷地内にあります。駅近でアクセスも良く、陸上競技場、野球場、体育館など、各種運動施設があります。夏には「青梅市納涼花火大会」のメイン会場にもなる、地域の人から親しまれている公園です。そんな永山公園の一角に、桜見本園と呼ばれる桜のお花見スポットがあります。この桜見本園にはさまざまな品種の桜が植えられていて、その開花時期や見頃もさまざまです。芝生などもあるので、ピクニックをしながらお花見するのはいかがでしょう。
桜見本園には階段があり、ベビーカーは難しいので抱っこひもがおすすめです。公園内にトイレがあり、多目的トイレにおむつ替えシートが設置してあります。授乳室はないので青梅駅周辺のMOギャラリーか青梅市文化交流センターがおすすめです。
施設名:桜見本園(永山公園)
住所:東京都青梅市本町217
料金:無料
営業時間:9:00~21:30
アクセス:JR「青梅駅」より徒歩5分
駐車場:あり(無料)
公式サイト:https://www.omesports.net/facility/nagayama
わかぐさ公園
わかぐさ公園は青梅市の東にある公園で、青梅市でも有数のカワヅザクラの名所になっています。園路に沿ってカワヅザクラが植えてあり、公園遊びとお花見を同時に楽しむことができます。園内には野球場や子どもプールなどのほかに、ポップジェットの噴水や遊具広場があり、子連れにおすすめの桜スポットです。園内にはトイレとおむつ替えシートが設置してあります。授乳室はないので注意してください。
施設名:わかぐさ公園
住所:青梅市河辺町8-14-3
料金:無料
アクセス:JR「河辺駅」より徒歩15分
駐車場:135台(無料)
公式サイト:https://www.city.ome.tokyo.jp/soshiki/24/2295.html
大井戸公園
大井戸公園は青梅市の東にある公園で、それほど広い公園ではありませんが、園内に桜が植えてあり、桜のスポットになっています。牡丹の花が有名なこうえんですが、親水施設もあり、季節を問わず地域の人から親しまれています。遊具もあるので子どもの公園遊びがてらお花見するのにぴったりですよ。また、道向かいにある新町御嶽神社も桜スポットなので、足を伸ばして散策してみてはいかがでしょう。園内にはトイレがありますが、授乳室などはないので注意してください。
施設名:大井戸公園
住所:青梅市新町2-27
料金:無料
アクセス:JR青梅線「小作駅」下車、バスで「霞町新町」より徒歩6分
駐車場:7台
公式サイト:https://www.city.ome.tokyo.jp/soshiki/24/10898.html
御岳渓谷
多摩川の上流にある御岳渓谷は、青梅市の桜と紅葉の名所です。多摩川の清流にシダレザクラやソメイヨシノが130本ほど植えてあり、桜の季節になると多くの人でにぎわいます。周辺には観光スポットもたくさんあるので、観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。トイレは駅や周辺施設をご利用ください。授乳室はないので注意してください。
施設名:御岳渓谷
住所:東京都青梅市御岳 ~ 沢井
アクセス:JR「御嶽駅」より徒歩約1分
駐車場:近隣の有料駐車場をご利用ください
公式サイト:https://www.omekanko.gr.jp/spot/80401/
まとめ
出典:photoAC
今回は青梅市にある子連れにおすすめの桜スポットをご紹介しました。今回ご紹介した以外にも、青梅市には桜スポットがたくさんありますよ。家族で春を探しに散策しても楽しいですね。
子どもと一緒にお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。素敵な春を親子で満喫できちゃいますよ!