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七五三は何をする?意外と知らない七五三のお祝い【御玉串料、神社、記念写真】

更新日:2023年05月08日

投稿日:2019年10月23日

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子どもにとっても親にとっても成長を祝う節目の行事として大切にしたい「七五三」。パパやママのなかにも七五三をしてもらった記憶がある人もいるでしょう。

ところで、七五三には何をするのか、どんな意味があるのかを知っていますか?

今回は、意外と知らない「七五三」についてご紹介していきたいと思います!疑問を解決して楽しい七五三のお祝いをしてあげましょう!

【七五三の意味ってなに?何をお祝いするの?】
そもそも七五三はなんのためにするのか、知っていますか?自分もやってもらったし、やってあげるものと考えているかもしれませんが、七五三のはじまりは願いが込められた「儀式」でした。

昔は今のように子どもたちがすくすくと成長していけることが当たり前ではなく、小さいうちに亡くなってしまうことも多かったので節目の年にはこれまでの成長を祝うと同時に、これからの健康を祈願していました。七五三の他にもそういった行事は多くあったようですが、7歳、5歳、3歳の儀式が風習として現代に残りました。

まずは昔からの伝統的な儀式を年齢ごとに紹介していきましょう。

 

・3歳の儀式「髪置の儀」(かみおきのぎ)
わかりやすく言うと「赤ちゃん卒業式」です。昔の日本では、男女ともに3歳までは頭皮に生える産毛を剃り上げていて、3歳から髪の毛を伸ばすようにしていました。

別名では「櫛置の儀」(くしおきのぎ)とも言われます。

髪置の儀では、まず髪の毛に見立てた綿を頭にかぶせます。その上からおしろいをつけ、櫛で左右にすいてお祝いします。この儀式には髪が白くなるまで長生きするようにという長寿の願いが込められていたといいます。

 

・5歳の儀式「袴着の儀」(はかまぎのぎ)
現代では、5歳の男の子のお祝いですが男の子だけの儀式になったのは江戸時代からのようです。

この儀式では、5歳になった年の11月15日に初めての袴をはかせ、碁盤の上で吉方を向いて立たせます。この儀式で初めて袴を着ることで、ひとりの男として、社会の一員として認められたと言われています。

 

・7歳の儀式「帯解の儀」(おびときのぎ)
今で言う小学生になる頃に行われるこの儀式では、それまで紐で着物を着ていた子どもが大人と同じように帯で着物を着られるようになるまで成長したことをお祝いします。

以上の3つの儀式が七五三の由来とされています。では、ここからは現代の七五三についてご紹介していきましょう。

 

 

【七五三はいつやるの?男女の違いはある?】
七五三は、お祝いする年齢が決まっています。本来であれば、数え年にお祝いするものですが、現在では満年齢にお祝いすることが多いようです。また、地域性もあるのでご家庭の都合や事情によって年齢はばらつきがあります。

七五三は先にも説明したように、男女でお祝いする年齢が違います。それは現代でも同じで

3歳→女児(地域によっては男児も)
5歳→男児
7歳→女児

となっており、お祝いする年の11月15日に行います。その理由は諸説あって、旧暦で氏神様へ収穫の感謝の祈りを捧げる行事があり、それと一緒に子どもの成長を願い祝っていたから、という説や「鬼宿日」と呼ばれる鬼が外に出ない日だからなどの説があります。最近では11月15日が平日のときは週末や11月中の都合がつく日にお祝いする人も多いです。

 

【七五三はいつどこで?何をするの?】
七五三をお祝いするのは分かったけど、何をすればいいの?神社に行くって言うことは分かるんだけど・・・という人も少なくないかもしれませんね。ここでは七五三の内容をご紹介します。

出典:photoAC

①いつどこに行くの?
七五三は、節目の年の11月15日に神社を参拝します。

お祝いする神社は近所の神社(氏神様)を選ぶのが古くからの習わしですが、現在では安産祈願・お宮参りを行った神社などを選んだり、より賑やかでお祝いムードがある地域の有名もしくは全国的に有名な神社を選んだりと様々です。

 

②何をするの?
神社に行ってこれまでの成長を祝い、これからの健康を願う「祈祷」をしてもらいます。神社へは奉納するお金を忘れずに持っていきましょう。そのお金のことを「祈祷料」(きとうりょう)・「初穂料」(はつほりょう)・「玉串料」(たまぐしりょう)などと呼びます。「御玉串料」などと書かれたご祝儀袋を用意し必要な額を入れ子どもの名前を書いて奉納します。

基本的な七五三は以上になりますが、最近ではご祈祷ではなく家族でお祝いをする七五三も増えているようです。

 

 

【番外編:みんなはどんなことをしているの?】
お祝いにむけてせっかく衣装も揃えた神社でのご祈祷が終わったらお着替え・・・というのは、ちょっともったいないですよね。

ここからは、番外編として我が子の晴れ姿をもっと楽しみたいパパとママにおすすめの七五三お祝いプランをご紹介します!

出典:photoAC

①やっぱり欠かせない記念写真♪
もはや七五三の定番とも言える記念写真。お出かけ先で自分のスマートフォンやカメラで撮影するのも自然な子どもの姿を記録できるのでとっても大事ですが、こんな特別な時だからこそ、プロにお願いする写真撮影はいかがでしょうか?

大手のスタジオなら貸衣装や機材も揃っているのでお任せして素敵な写真を撮影してもらうことが可能です。またプライベート空間で撮影してくれるフォトスタジオもオススメです。スタジオによってはデータ料が込みのところもありますので、好みにあったフォトスタジオを探してみるのもいいですね。

 

②家族揃って食事会♪
七五三はパパとママにとって嬉しいお祝い事であるように、おじいちゃんやおばあちゃんにとってもとても喜ばしいお祝いです。

ご祈祷の後には少しドレスアップしてレストランでの食事会というのもお祝いムードを盛り上げてくれますね。七五三の時期になると、七五三にあわせたお祝い膳を用意してくれるレストランもあります。是非チェックしてみてくださいね。

 

③お世話になっている方々にご挨拶♪
七五三の衣装を着た我が子を連れて、普段お世話になっている友達やご近所の方に会いに行くというのも子どもたちにとっては嬉しいものです。

「かわいいね!」「かっこいいね!」と言われたり「おめでとう!」と言われたりしている我が子をみると大きくなったなぁと実感するかもしれませんね。

七五三は誕生日や入学式、卒業式とはまた異なったお祝いで、日本独自の習慣です。小さい頃だけのお祝いですから、大事にしてあげたいですよね。

ご祈祷にしても、写真撮影や食事会にしても主役は子どもたちです。あまりナーバスにならずにパパやママも楽しめる七五三になると良いですね。

それでは、家族で笑顔溢れる七五三をお過ごしください。

 

 

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