美しいバラの花。花の女王と言われ、いろいろな種類と系統があり、芳しい香りと美しい造形は多くの人の心を虜にします。自宅では栽培が難しいバラですが、実は都内にはバラの鑑賞が楽しめる公園やバラ園などのスポットがたくさんあります!そこで、今回はお子様とのおでかけにおすすめのバラの名所と穴場を10ヵ所をご紹介致します。ぜひ、おでかけの前のプラン作りのご参考になさってください♪
目次
東京のバラの見頃はいつ?
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バラの花は種類によって咲く回数も変化します。
大きく2つのタイプがあり、「1年に1度、春にしか咲かない一季咲きのバラ」と「1年に何度か春・夏・秋に咲く四季咲きのバラ」があります。
東京では春から夏にかけてのシーズンと、秋にバラを楽しむことができます。
春に咲くバラは4月下旬から5月の上旬の頃に開花し、5月から6月の初夏に見頃を迎えます。
秋に咲くバラは 10月中旬〜11月上旬頃に見頃を迎えます。
春のバラと秋のバラの違いは?
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春に咲くバラは大きく色合いが明るいです。冬の寒い時期の休眠期にたくわえたエネルギが一気に開花させるため、大ぶりで華やかです。
その一方で秋の花は、気温が下がっていく涼しい時期に蕾をつけ、ゆっくり咲くた開花するため、花のサイズは春より小ぶりですが、バラ本来の模様や色味が濃くなり、春よりもバラの香りも深く、バラの魅力がぎゅっと凝縮されバラ本来の魅力を楽しめます。
華やかな春のバラと、美しさが濃縮された秋のバラ、違った魅力を楽しめます。ぜひ春も秋もおでかけして、バラの魅力をご堪能ください♪
【調布市】神代植物公園ばら園
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神代植物公園は、都内唯一の植物公園です。
ばら園は、「本園」「野生種・オールドローズ園」「国際ばらコンクール花壇」の3つのエリアで構成され、約409品種、5200株のバラが見事に咲き誇ります。バラの開花情報は公式twitterでご確認いただけますが、例年の見頃は5月中旬〜6月下旬、10月中旬〜11月上旬です。春と秋にはバラフェスタが開催され、多くの人でにぎわいます。2024年春のバラフェスタは2024年5月8日(水)から6月2日(日)まで開催されます。春のバラフェスタ開催期間中の土日は朝8:00からの開園となります。バラの香りは晴れの日は朝から午前中にかけて最も強く香ります。ぜひ朝の早い時間帯におでかけして、芳しいバラの香りをお楽しみください。
住所:東京都調布市深大寺元町2・5丁目、深大寺北町1・2丁目、深大寺南町4・5丁目
電話:042-483-2300
開園時間:9:30~17:00
休園日:月曜日
入園料:一般・大人500円、65歳以上250円、中学生200円、都内在住・在学の中学生は無料、小学生以下無料
アクセス:京王線「調布駅」からバス乗車、バス停「神代植物公園前」下車
【練馬区】四季の香ローズガーデン
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こちらのローズガーデンには「香りのローズガーデン」「色彩のローズガーデン」「香りのハーブガーデン」の3つのガーデンがあります。その中では「⾹りのローズガーデン」6種類の⾹りに分けてバラを植栽しています。ダマスク、スパイシー、ミルラ、フルーティー、ブルー、ティーなどそれそれの違いを体験してみましょう♪
四季を通じていつでもバラの花が楽しめるように造園されていて、冬の時期はイルミネーションの装飾が施されます。どの季節に行っても楽しめるスポットです。
また、2024年4月27日(土)から5月26日(日)の期間中は「2024ローズガーデンフェスティバル」が開催されます。ぜひご家族の皆さんでおでかけください。期間中の開園時間は9:00〜18:00で、普段より1時間閉園時間が遅くなり、たっぷり楽しめます。
【北区】旧古河庭園
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春と秋のバラが楽しめる都内のバラの名所です。バラだけでなく大正時代に英国人建築家のジョサイア・コンドルが設計した洋館と庭園が楽しめる貴重なスポットでもあります。毎年春と秋にバラフェスティバルが開催されます。2024年春のバラフェスティバルは4月26日(金)から6月30日(日)の期間中に開催されます。期間中、5月10日(金)から12日(日)の3日間はいつもより1時間早く8時に開園します。朝の時間帯はバラが強く香ります。ぜひ早起きして濃厚なバラの香りをお楽しみください。
住所:東京都北区西ヶ原1-27-39
電話:03-3910-0394
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
入園料:一般150円、65歳以上70円
庭園の休園日:年末年始
洋館の入館料:一般400円、小学生以下無料
洋館の休館日:月曜日
アクセス:JR京浜東北線「上中里駅」から徒歩7分
【港区】港区立氷川公園バラ園
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赤坂駅の近くにある人工地盤の公園です。公園中央には噴水とバラ園が整備されています。
四季咲きのバラが多く、通年を通してバラを楽しめますが、5月中旬と10月中旬が最も多くのバラが咲きます。駅からのアクセスがよくブランコやすべり台などの遊具もある遊べる公園ですので、小さなお子様とのおでかけにおすすめです。24時間開いている公園ですので、朝の早めの時間に行って、バラの香りが楽しめます。
【港区】港区立芝公園
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日本最古の公園の1つである芝公園では一年を通して、季節の花や紅葉などを楽しめる素敵な場所です。園内にはバラの花壇があり見る人の目を楽しませています。また、芝生広場ではレジャーシートを敷いてピクニックもできますし、園内には未就学児用の遊具があるので、バラの鑑賞だけでなく小さなお子さんと公園でリラックスしたり、遊んだりするのにおすすめの公園です。
【港区】芝浦中央公園
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芝生やドッグランのある公園です。園内には小規模のバラ園があり、約110品種のバラが楽しめます。見頃である5月中旬と10月中旬に色鮮やかなバラと香りで包まれます。
ドッグランのある公園ですので、愛犬と一緒にご家族皆さんでお散歩がてらバラの花をお楽しみください。
住所:東京都港区港南1-2-28
電話:.03-6433-2562
開園時間:1月~4月・10月~12月:7:00~17:00/5月~9月:6:00~19:00
休園日:12月31日~1月3日
入園料:無料
アクセス:各線「品川駅」東口から徒歩10分
【荒川区】都電荒川線沿いのバラ
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荒川区では都電荒川線を「みどり軸」としてバラによる緑化活動を行っています。そのため、都電荒川線の線路沿いでは、春と秋に約140種類のバラが見事に咲き誇ります。特におすすめのスポットは「荒川遊園地前停留場」~「荒川車庫前停留場」までの区間や、「三ノ輪橋停留場」「町屋駅前停留場」の周辺です。電車が大好きなお子様と一緒に電車に乗って、車内からバラを眺めるのも楽しいですし、、線路沿いで電車とバラのコラボレーションを楽しむのもおすすめです。
【足立区】足立区立青和ばら公園
つくばエクスプレス青井駅から都営住宅を抜けた場所にある小さな公園です。
三角形の敷地のほとんどがバラの花壇となっており、約100種類のバラが見事に咲き誇ります。バラは春は5月上旬から5月下旬、秋は10月上旬から10月下旬にそれぞれ見頃です。
小さい敷地ではありますが、石畳やドーム風パーゴラあり、しっかりと手入れがされています。
【千代田区】日比谷公園
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日比谷公園は日本初の近代的な洋風公園として110年以上の歴史ある公園です。
花壇には一年中四季の花が咲き、人々の憩いの場となっています。園内にはバラ園があり、例年、春は5月中旬〜6月中旬、秋は10月中旬〜11月中旬に見頃を迎えます。twitterの都立日比谷公園 園長の採れたて情報でリアルタイムの開花情報を確認できます。
住所:東京都千代田区日比谷公園1−6
電話:03-3501-6428
開園時間:常時開園
入園料:無料
アクセス:東京メトロ各線「霞ヶ関駅」B2出口すぐ・各線「日比谷駅(A10・A14)出口すぐ
【千代田区】東京ガーデンテラス紀尾井町「KIOI ROSE GARDEN」
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2017年に都心に誕生した知られざるバラの名所です。東京ガーデンテラス紀尾井町内にある赤坂プリンスクラシックハウスのばら園が「KIOI ROSE GARDEN」としてリニューアルしました。一年を通じて、手入れが行き届いた花を楽しめます。バラは春と秋に見頃を迎えます。
例年5月に「KIOI ROSE WEEK 」というイベントが開催され人気を博しています。