冬が終わり暖かくなってくると各地で咲き乱れるチューリップ。赤、黄色、白、ピンクなど色とりどりの花びらがあり、春の訪れを感じさせてくれますよね。「思いやり」や「博愛」などの花言葉があるチューリップですが、花びらの色によっても一つ一つ花言葉が違います。
そんなチューリップですが、都内でも様々な場所にチューリップ畑があるのをご存じでしょうか。今回は、東京のチューリップ畑の名所や穴場スポットと、見頃な時期についてもご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
シンボルプロムナード公園
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【見頃:3月中旬~4月中旬】
春の息吹を感じる家族のお出かけ先として、シンボルプロムナード公園のチューリップフェスティバル開催時期がおすすめ!関東で随一の規模を誇り、およそ300品種、約16万球ものカラフルなチューリップが訪れる人々を魅了します。公園内の3箇所に広がるチューリップ畑は、まるで絵画のような美しさ。さらに、桜とチューリップの絶妙なコラボレーションは春の訪れを感じさせてくれるでしょう。
お花見がてら、ぜひこの素晴らしい光景を家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。開花状況は当社の「海上公園なび」で随時更新しておりますので、お出かけ前にチェックして最適なタイミングを見逃さないようにしましょう。
基本情報
場所:東京都江東区青海1-1
開園時間:常時開園
入園料:無料
駐車場:あり(有料)
アクセス:
【新交通ゆりかもめ】お台場海浜公園駅~有明駅の各駅より徒歩8~24分
【りんかい線】東京テレポート駅より徒歩4分
公式サイトはこちら
国営昭和記念公園
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【見頃:3月中旬~4月中旬頃】
春の訪れを告げる、チューリップ。まるで絵画のような光景が広がります。国営昭和記念公が185品種ものチューリップで彩られ、23万球の花々が競い合うように咲き誇ります。一面に広がる花びらの海は、単色で整然と植えられたエリアもあれば、鮮やかな色彩が混ざり合うカラフルなエリアもあり、その見ごたえは格別です。
しかし、チューリップだけがこの公園の魅力ではありません。四季折々の花々が咲き乱れるこの場所は、広大な芝生広場や豊かな緑が広がる自然のオアシス。特に、チューリップガーデンが位置する渓流広場は、オランダ・キューケンホフ公園の元園長、コスタ―氏の監修のもと2004年からその美しさを増し続けています。木々と渓流に囲まれたこのガーデンは、昭和記念公園独自の風景を生み出し、訪れる人々に穏やかな時間を提供しています。
基本情報
場所:東京都立川市緑町3173
開園時間:
3月1日~10月31日は9:30~17:00
11月1日~2月末日は9:30~16:30
入園料:
大人(15歳以上)450円、小中学生無料
駐車場:あり
アクセス:
・西立川駅より徒歩2分
・立川駅より徒歩10分
公式サイトはこちら
日比谷公園
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【見頃:3月中旬~4月中旬頃】
春の息吹が溢れる日比谷公園では、毎年約1万5千球のチューリップが園内を彩ります。大噴水近くの第二花壇西側では、色とりどりのチューリップが訪れる人々を魅了。カメラを手にした家族連れがその美しさを切り取り、素敵な思い出作りに夢中です。
また、ベンチでのんびりとランチを楽しむのもおすすめ。隣に咲くネモフィラと共に、都会の真ん中で凛とした花々の姿を堪能してみてはいかがでしょうか。
この季節、次々と咲き誇る花々が、親子での散策をさらに楽しいものにしてくれます。
都市農業公園
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【見頃:4月頃】
春の訪れと共に、都市の喧騒を忘れさせる特別な場所があります。河川敷に広がる都市農業公園です。ここでは、約3万5千球ものチューリップが競うように咲き誇り、春の訪れを告げます。チューリップだけでなく、ヒマワリやコスモスなど、季節ごとに変わる花々が大きな花壇を飾り、園内は絵画のような美しさに包まれます。
子どもたちが思いっきり遊べる遊具や広場があり、園内で収穫した新鮮な野菜を使ったメニューを提供するレストランも。家族でゆっくりと自然を満喫しながら、絶景の写真スポットで思い出を残すことができます。
都市農業公園は、家族で過ごすのに最適な場所、この春は都会のオアシスで心温まる一日を過ごしませんか?
基本情報
場所:東京都足立区鹿浜2-44-1
開園時間:9〜4月 9:00~17:00、5~8月 9:00〜18:00
入園料:無料
駐車場:あり(有料)
アクセス:
【バス】鹿浜都市農業公園停よりすぐ、鹿浜5丁目停より徒歩5分
公式サイトはこちら
猿江恩賜公園
【見頃:4月中旬~下旬】
春爛漫の季節、猿江恩賜公園では、まるで絵画のように色とりどりのチューリップが咲き乱れます。規模は決して大きくはありませんが、そのひとつひとつに込められた愛情と工夫は、訪れる親子にとってかけがえのない体験となります。
公園内の「チューリップの杜」では、4月上旬から中旬にかけて、1万球もの様々な形や色のチューリップが咲き誇ります。各花に添えられた品種名の札を眺めながら、春の息吹を感じる散歩はいかがでしょうか。
また、この時期だけの特別な「チューリップフェスタ」では、公園がさらに華やかな雰囲気に包まれます。
子どもたちの歓声が響く中、家族で春の一日を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
根がらみ前水田
出典:photoAC
【見頃:4月中旬~下旬】
根がらみ前水田は、4月にチューリップまつりが行われ、約35万球のカラフルなチューリップを楽しむことができます。青空の下に広がるチューリップ畑の景色に、春の訪れを感じさせられます。すぐそばの堤防には桜並木があるので、タイミングが良ければチューリップと桜を同時に楽しめますよ。裏作を利用し春にはチューリップ、初夏から秋にかけては稲作を行っています。大自然の中で癒されること間違いないスポットの一つです。
まとめ
今回は、東京のチューリップ畑の名所や穴場スポットと、見頃な時期についてご紹介しました。色とりどりのチューリップ畑は、とっても華やかで見ているだけでも癒されますよね。ぜひご家族と一緒に都内にあるチューリップ畑の名所に足を運んで、春を感じてみてはいかがでしょうか。