赤ちゃんの健康と成長を祈願して行われる、泣き相撲をご存知ですか?
泣き相撲とは、400年以上の歴史があり、赤ちゃんの泣き声やしぐさに合わせて行司が勝負を預かり、すこやかな成長と健康を祈願する日本の伝統行事です。
イベントは神社で開催されるため、神主が祝詞をあげて祈願してくださり、すこやかな成長を願う御守りももらうことができます。また、赤ちゃんは力士に抱かれて四股を神前に奉納します。四股踏みは、まだ定着していない赤ちゃんの魂をその身体にしっかりと定着させるための所作といわれており、四股を踏むことでも健康で丈夫に育つようにと祈願します。
取り組みは1対1で、手作りの四股名入りカブトをかぶり、紅白の化粧回しをつけた赤ちゃんが力士に抱かれて、人生初の土俵に上がります。先に泣いたら勝ちなどの勝敗をつけることはありません。元気に泣いたらみんな勝ちなのです。土俵で元気良く泣く姿はたくましく見え、泣き相撲は「赤ちゃんの卒業式」でもあるんですよ。カブトは記念に持ち帰ることができ、化粧回しは約100種類の中から好きなものを選んで借りることができます。
会場では、他にも様々なイベントが開催されており、家族みんなで一生の思い出を作ることができます。
背伸び太鼓では、赤ちゃんが太鼓の上に座って太鼓の音で成長を祈願します。太鼓を「どんどん」と鳴らせば、赤ちゃんも「どんどん」大きく育つといわれています。
記念手形では、事前に選んだ好きな力士の手形の輪郭線の上に、赤ちゃんの手形を押すことができます。大きな力士の手と、小さくて可愛い赤ちゃんの手を比べることができますよ。
四股名は、土俵入りの際に読み上げられたり、カブトや手形につけられたり、オリジナルの番付表にもプリントしてもらえるので、ぜひパパとママで素敵な四股名を考えてみてくださいね♩他の赤ちゃんの四股名もチェックしてみると、どれも素敵なアイデアばかりで楽しいですよ!
泣き相撲に参加できるのは、首が座っている、生後半年から2歳半までの赤ちゃんで、男女問わず参加することができます。
参加費は会場によって、13,000〜15,000円かかります(御祈祷料や記念品など全て込み)。
2018年はすでに終わってしまっている場所もいくつかありますが、まだ間に合う場所もありますので、赤ちゃんの成長を家族みんなで祝いにでかけてみてはいかがでしょうか。
【小平場所】
開催日:2018年6月3日(日)
開催地:熊野宮
住所:東京都小平市仲町361
【七社場所】
開催日:2018年7月22日(日)
開催地:七社神社
住所:東京都北区西ヶ原2-11-1
【世田谷場所】
開催日:2018年7月29日(日)
開催地:駒繋神社
住所:東京都世田谷区下馬4-27-26
【石神井場所】
開催日:2018年8月19日(日)
開催地:石神井氷川神社
住所:東京都練馬区石神井台1-18
【大崎場所】
開催日:2018年9月30日(日)
開催地:居木神社
住所:東京都品川区大崎3-8-20