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年越し蕎麦はなぜ食べるの?タイミングや時間、由来について解説

更新日:2021年03月28日

投稿日:2020年11月21日

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12月31日に食べる年越し蕎麦。
当たり前のように毎年の恒例行事として食べていますが、いざ食べる理由や由来を聞かれると分かりませんよね。
今回はそんな年越し蕎麦について詳しく解説していきます。
年越し蕎麦について詳しく知ればさらにご利益がありそうですよね。
今年の大晦日も家族一緒に年越し蕎麦を食べて、1年を締めくくりましょう。

出典:photoAC

年越し蕎麦を食べる意味・由来

なぜ年越し蕎麦を食べるかと聞かれると詳しく説明できる人は少ないのではないでしょうか。
年越し蕎麦を食べる理由はいくつかの説があります。

1.蕎麦は細く長いことがから、健康長寿や家運長命などの願いを込めて
2.蕎麦は切れやすいことから、今年の苦労や厄災を切り捨てて新しい年を迎える
3.金銀細工師は散らかった金や銀を集めるために蕎麦粉を使っていたことから金を集める縁起物と言われていた
4.蕎麦は風雨にさらされても日光当たると再び元気になることがから健康に縁起がある
5.鎌倉時代、博多の承天寺にて年を越せない商人に世直しそばを振る舞うと商人に運が向いてきたことから毎年大晦日に運そばとして振る舞われるようになった

 

年越しそばの歴史

年越しそばの歴史は諸説ありますが江戸時代に定着した文化とも言われています。
江戸時代のなかば、商家では月の終わりに蕎麦を食べる三十日蕎麦(みそかそば)の習慣がありました。
この習慣が徐々に形を変え大晦日だけ食べる年越し蕎麦とされています。
さらにその当時脚気が流行し、蕎麦を食べると脚気にならないと言われたことから蕎麦の流行を後押したと言われています。

 

年越し蕎麦を食べるタイミング・時間

年越し蕎麦を食べるタイミングは12月31日であれば特に時間の決まりはありません。
昼食にお蕎麦屋さんで食べる方や大晦日はお節の準備などで忙しいので夕食に年越し蕎麦で簡単に済ませる方もいらっしゃいます。
大晦日は年越しの時間まで起きている方が多く、夕食後に夜食として食べる方も。
年を跨いで食べるのは縁起が良くないとされているので、31日中には食べ終えておき対ですね。
また地域によっては年が明けてから食べる風習があるところも。
讃岐うどんで有名な香川県では「年明けうどん」、福島県の会津地方では「元旦そば」を食べる文化があります。

 

地域ならではの年越し蕎麦

年越し蕎麦は一般的には海老天がのった天ぷらそばが有名ですが、地域によって様々な特色があります。

 

北海道・京都府・・・甘露煮のニシンをのせる「にしんそば」
岩手県・・・自分の歳の数だけ食べる「わんこ蕎麦」
福井県・・・年越し蕎麦に大根おろしがたっぷり入った「越前そば」
香川県・・・蕎麦ではなく「年越しうどん」
沖縄県・・・麺が小麦粉で作られ具は三枚肉やかまぼこの「沖縄そば」
東京都・・・卵焼き、青菜、かまぼこ、椎茸などの具をおかめのようにのせる「おかめそば」
新潟県・・・つなぎに布海苔を使ったそばを木片(へぎ)と呼ばれる器にもる「へぎそば」
長野県・・・長野市戸隠の蕎麦の甘皮を取らずに挽いたそば粉を使う「戸隠そば」
島根県・・・割子そばの形状の三段重ねになっている「出雲そば」

 

だしに関しては関東では鰹出汁に濃口醤油の色の濃いつゆ、関西では昆布だしに薄口醤油を使うため透き通った色になります。
地域によって特性があるので年末年始に夫の実家に帰省したときに食べる年越し蕎麦がいつも食べるものと全然違ったということもありそうですね。

 

年越し蕎麦の具材の意味

年越し蕎麦の具1つ1つには意味があります。
年越し蕎麦の具材で1番のメインは海老天ですよね。
海老は曲がった背中と髭が長寿や長生きの象徴とされており、赤くなるので縁起の良い食材としても日本中で親しまれています。
月見そばや卵焼き、伊達巻などでトッピングに使われる卵には黄色が黄金に通じる縁起の良い色とされています。
伊達巻はくるくる巻いている形状から反物を連想させ着る物に困らない、家内繁栄といった意味も。
ネギは1年の苦労をネギらうという語呂合わせからも良いとされ年越し蕎麦の具材にはぴったりです。
油揚げが好きなお稲荷さんは商売繁盛の神様としてまつられています。
そのため油揚げは縁起の良い食材とされており、新年の金運や仕事運アップに良いですよ。
また鳥は1年の最初に鳴く動物として縁起が良いと言われています。
鶏肉から良い出汁も出るので年越し蕎麦がさらに美味しくなるはず。
北海道や京都でよく食べられるニシンには語呂合わせで「二親(にしん)」とされることから子宝に恵まれるという意味があります。
このように年越し蕎麦の具材にもたくさんご利益があるのでありがたくいただきましょう。

 

まとめ

出典:photoAC

大晦日に食べる年越し蕎麦ですが、ただ食べるだけでなく意味や由来を知ることでさらに重要なイベントとなりそうですね。
地域によって特色もあり、具材にもそれぞれに意味があります。
お子さんに伝えることで日本の良さを知ることができるでしょう。
大晦日は家族みんなで年越し蕎麦を食べて良い新年を迎えて下さいね。

 

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