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東京都と西武グループの話し合いについに終止符!としまえんが閉園した理由とは?

投稿日:2020年09月18日

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2020年8月31日に西武グループが運営するレジャー施設「としまえん」が閉園しました。閉園までの最後の1週間は「ラストだよ!ENJOYとしまえん」というイベントが開催されるなど最後の賑わいを見せ、94年の歴史に幕を閉じました。

1929年に開園したとしまえんは毎年成人式の場所としても利用されており、22ヘクタールもの大きな土地にアトラクション・プール・温泉・昆虫館・立体迷路・ファミリー向けの遊び場などが設置されていました。豊島駅から徒歩1分と、とても好立地の場所にあり、訪れたことがある方は多くいらっしゃるでしょう。SNSでは思い出の場所の閉鎖に悲しい・寂しいという声が多くありました。なぜ100周年目前にたくさんの思い出の詰まったとしまえんを閉園したのでしょうか?その謎に迫ります。

 

としまえんの閉園理由

西武グループがなぜ「としまえん」の閉園を決めたのか。その真相を知るためには2011年に遡らなければなりません。2011年3月11日東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生しました。東京都はそれを受け、2011年9月9日にとしまえんの敷地を買収し、避難・防災拠点となる公園として整備する方針を明らかにしました。当時、西武グループは「敷地を売却する予定はない」とコメントしましたが、買収の計画自体は閉園の9年前からあり、東京都と話し合いを続けてきました。

では、なぜ9年ものあいだ拒否し続けてきた敷地の売却を決めたのでしょうか?

 

業績不振

西武グループは買収の理由を正式には公表していませんが、業績不振のため売ることを決めたのではないかと噂されています。としまえんは1992年のピーク時には年間入場者数390万人に達しました。ですが、その数は年々減少し、2018年には93万3719人でした。2019年の年間入場者数は112万4881人と前年度比120.5%と伸びを見せましたが、同じ遊園地で比べると「鈴鹿サーキット」の約半分の入場者です。

としまえんには機械遺産と呼ばれる世界最古のメリーゴーランドがあり、その他にも94年も続いてきた遊具には年代物が多くあります。そのメンテナンスや維持費用を考えると少し入場者数が回復したところであまり意味がなかったのかもしれません。
2020年3月31日の決算では純利益が33万4000円と黒字ではありますが、かなり厳しい状態でした。ちなみに2019年の決算では52万7000円の黒字、2018年は22万1000円の赤字です。

初めは東京都の買収に否定的だった西武グループも、業績不振が続いたことで考えを変えざるをえなかったのかもしれません。また、東京都だけでなくワーナーブラザースジャパンが買収計画に参入することで買収金額が上がった可能性があり、新たな観光地になることで西武鉄道を利用する客数が減少しないと考え、買収に納得した可能性もあります。

 

としまえんが閉園した後どうなるか

東京都が防災機能を備えた公園として整備し、ワーナー・ブラザースジャパンがとしまえん跡地の一部を借り、「ハリーポッター」のテーマパークを建設する予定です。テーマパークは映画撮影に使用されたセットを見学できる施設になる可能性が高いです。同じような施設がロンドンに建設されていますが、そこでは魔法学校のホール、商店街、鉄道などのセットを実際に歩くことができ、杖などの小道具や衣装を見学することができます。アトラクションはありませんが、ハリーポッターのファンであれば誰でも興奮する内容ではないでしょうか。テーマパークは予定では2023年には開園すると発表されています。

出典:photoAC

としまえんのシンボルである回転木馬「カルーセルエルドラド」は閉園したあとどうなってしまうのでしょうか?カルーセルエルドラドは1907年にドイツで作られました。その後、アメリカに移設され、現在は日本の西武鉄道が所有しています。2010年には機械遺産に認定され、機械技術面で歴史的意義のあるものとして日本機械学会に認められています。そのような歴史的価値が高い文化遺産を西武鉄道は「今後の活用・保守のためにあらゆる可能性を検討している」とコメントしています。としまえんの一部の遊具を西武園ゆうえんちに移設することも検討しているそうで、そう遠くない未来に思い出の遊具たちをまた見ることができるかもしれません。

 

としまえんが閉園した後もオリジナルグッズが販売され、グッズを求める人の長蛇の列ができました。としまえんは今でも多くの人に愛されています。閉園しましたが、皆さんの思い出が風化することはありません。としまえん内にある温泉施設「豊島園庭の湯」はこれからも営業を続けていくそうです。西武グループの活動やカルーセルエルドラドの今後を見守りましょう。

 

としまえん年表

1926年9月−「としまえん」開園
1944年4月−戦況悪化により一時閉園
1946年3月−営業再開
1951年9月− ユネスコこども博覧会(第一会場)を開催
1952年9月− 豊島園ホテル開業
1958年11月− こども劇場を改装、世界初のインドアスキー場開業
1965年−世界初の流れるプールを設置
1967年−花火大会開始
1980年−日本初となる1日券フリーパスの販売を開始
1992年8月−開園前の点検作業中にフライングカーペットで、作業員1名がカーペット部分の下敷きになって死亡
2004年−夏の花火大会廃止
2010年8月−乗り物のひとつである「カルーセルエルドラド」が日本機械学会の「機械遺産」に認定
2011年9月−東京都がとしまえんの敷地を買収することを表明
2019年8月−プール内施設「ふわふわウォーターランド」を利用した8歳女児が溺れて死亡する事故が発生
2020年8月31日−一部を除き閉園、東京都が防災機能を備えた公園を整備し、跡地の一部はハリー・ポッターのテーマ施設となる予定

 

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