2020年の東京オリンピックで正式種目となる『フリークライミング』の一種であるボルダリング。
最近では、都内にもボルダリング教室やジムが増えており、男女共に人気急上昇のスポーツです。
そんなボルダリングの世界で、第一線で活躍している渡邉海人選手にインタビューをしてきました。
ー渡邉選手、今日はどうぞよろしくお願いします。
はい!よろしくお願いします。
ーまずは、今までの成績について教えていただけますか?
ここ数年で、世界を飛び回っていろいろな大会に出場しました。
2016年には、第一回世界大会スポーツクライミング選手権大会で優勝し、今年2017年にはワールドカップ4戦に出場しました。
ー素晴らしい成績ですね…!ところで、渡邉選手がボルダリングを始めたきっかけはなんでしたか?
初めてボルダリングをやったのは中学1年生のときです。埼玉県の加須市に住んでいて、近くの体育館にクライミングウォールがあったんです。
たまたま見つけた市の広報誌にボルダリングの体験会があるというのを見つけて父親と一緒に行ったのがきっかけですね。
ー偶然だったんですね!そこからボルダリングに夢中になったんですか?
1回やっただけで、「あ、これはハマるな…!」って思いました。
なので教室に通っていたわけじゃなくて、面白くてボルダリングをしにいっていたという感じですね。
ーそこからボルダリングの練習をして、初めて大会にでたのはいつですか?
確か…中学2年生のときですね。
まだボルダリングを始めて1年だったので、全然思うような結果は残せませんでした(笑)。
それをきっかけにして他のボルダリングの大会にも挑戦するようになりました。
ーここまで続けてこれたのには、ボルダリングにどんな魅力があるからだと感じますか?
魅力っていうと難しいですね…!簡単に言うと、“人間の限界に挑戦できる”からですかね。
ボルダリングウォールには、めちゃくちゃ小さな石もあるんです。
それを掴んで登れたときに、限界超えた…って思うんですよね。体の使い方を極めることが、ボルダリングの魅力だと思います。
ー世界で活躍する渡邉選手ですが、初めてボルダリングをする人にアドバイスはありますか?
とにかく力みすぎないことです。
落ちたらどうしようという気持ちもわかるのですが、そのせいで力が入りすぎてしまうのが1番よくないですね。
リラックスして登ることが大事です。
ーなるほど…!参考にします!今日取材場所にもなったUNDER GROUNDにはよく来られるんですか?
はい!実はここでアルバイトもしてるんです。
練習もできるし、お客さんにボルダリングを教えてあげることもできるし、人との輪も広がります。
ー渡邉選手が、今後挑戦していきたいことはありますか?
ボルダリンはもちろんなんですけど、英語の勉強を頑張りたいですね!
…というのも、大会や練習で海外に行くこともあるんです。
前は1ケ月南アフリカにいたこともあって、その時に他国から来てる選手ともっと英語が話せればなぁ…と思いました。
今は大学にも通いながら練習に励んでいるので、いろいろ吸収できる時期かなと思います。
ー2020年、東京オリンピックの正式種目ともなるボルダリングですが、オリンピック出場はやはり一つの目標ですか?
そうですね!もちろん目標のひとつです。
オリンピックに出場することで、より自分のボルダリング人生も濃くなっていくと思います。
今後もボルダリングを通して多くの人と関わながら、記録を残せる選手になりたいですね。
ボルダリングは“人間の限界に挑戦できる”そう語った渡邉選手。
なによりボルダリングを楽しんでいるという姿が印象的でした。20歳という節目の年を迎え、今後さらなる活躍が期待されます。
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渡邉海人 -Kaito Watanabe-
1996年12月25日生まれ(20歳)
埼玉県出身
2016年 第一回世界大学スポーツクライミング選手権大会優勝
2017年 ワールドカップ4戦出場 (うち2戦は準決勝進出)
など、多くの大会に出場。
ボルダリング界のイケメンとして人気を集めている
▶渡邉選手にボルダリングを教えてもらえる!イベント開催!
日本代表選手によるデモンストレーションと初級クライミング教室が栃木県で開催されます!
日時:2017年11月25~26日(土・日)
UNDER GROUND -東京都内のクライミングジム東十条-
初めての方でも安心して通うことができるボルダリングジム。
営業時間:14:00~23:00(月~金)
10:00~23:00(土)
10:00~21:00(日・祝)
住所:東京都北区東十条3-1-14ライフエールマンション B1F