東京湾野鳥公園は、東京湾に面する埋め立て地に再生した自然豊かな公園です。
もともと遠浅の海だったこの辺りは、港や交通網の拡充、工場用地の確保等のために土砂で埋め立てられたのですが、その土地の整備を待つ間に、草原や池などができ、魚やカニ、昆虫、野鳥などの多様な生きものが集まるようになりました。日本の渡り鳥の中継地点としても重要な東京湾に、貴重な自然を残し、野鳥を保護しよう、と多くの声が上がり、東京都はサンクチュアリ(野鳥の保護区域)をつくりました。その機能をより充実させるために、ネイチャーセンターを開館し、平成元年に開園したのが、この東京湾野鳥公園です。
海とつながった潮入りの池や、ヨシ原、淡水池、小川、森林など、「大都会」からかけ離れた、多様な自然環境が整っています。シギやカモ類といった水鳥や小鳥、オオタカなどが公園を訪れ、年間120種類前後、開園以来227種類の野鳥が観察されています。
そんな東京港野鳥公園で、春の訪れを知らせる様々な水鳥や小鳥たちを、(公財)日本野鳥の会レンジャーの方々と一緒に観察してみませんか?
イベントは、午前と午後1回づつの開催で、午後は親子対象となります。
[全来園者対象] 10:30~11:45
[親子対象] 13:30~14:45
知識や道具がなくても大丈夫、手ぶらで来て、手軽にバードウォッチを始めましょう!
双眼鏡の使い方や観察のコツなど、丁寧におしえてくれます。
当日は、イベント開始時間の15分前より受付、ネイチャーセンター2階の視聴覚室前集合です。
小学生以下は保護者同伴で、双眼鏡をお持ちの方はご持参ください。無料貸し出しもあります。
荒天時は中止ですが、雨天時は、屋内からバードウォッチングとなります。レンジャーの方がたくさんの野鳥を見つけておしえてくれますよ。
公式サイトはこちらから