子どもたちが大好きな絵本「エルマーのぼうけん」が大迫力の舞台に!
斉藤隆介の創作民話『八郎』。 荒れ狂う波から田んぼを守るため、八郎が海との闘いに挑むシーンは息をのむほどの迫力です。大きくなりたいと願う八郎、その姿は私たちに生きる意味を問いかけます。『にんぎょう祭りばやし』人形劇ならではの動きで魅せる日本の情景。
今回は『八郎』の音楽を担当して日本音楽集団との特別企画も同時開催します。和楽器の魅力とともに、舞台をさらに楽しめる企画を用意しました。
子どもたちが日本の伝統文化や創作民話を身近に感じ、知るきっかけになればとの思いです。ぜひご家族でおでかけください。
『八郎』
八郎はでっけぇでっけぇ山男だ。その背丈は樫の木よりも高けえ、その胸は漁師の大ビクよりもでけぇ。
それでも八郎は毎日浜辺に出て、海に向かって「おらぁ大きくなりてぇ、だれにもまけねえほどおおきくなりてぇだ」と叫ぶ。
ある年の秋海が荒れ、たわわに稲の実った田んぼに襲いかかろうとする。「おらたちの田んぼを飲み込んじまう!」と泣き叫ぶこどもの声を聞いた八郎は、荒れ狂う海から田んぼを救おうと波を沖に押し返し、山をかついで海との闘いに挑む。それでも「八郎のばかけ!」となおも浜辺に襲いかかろうとする海に、ついに八郎は…。
原作/斉藤隆介・滝平二郎(理論社刊愛蔵本「ベロ出しチョンマ」より)
脚色/川尻泰司
演出/岡本和彦
美術/坂上浩士
音楽/高橋久美子(日本音楽集団)
音響効果/吉川安志
『にんぎょう祭りばやし』
私たち日本人の心に染み渡っている祭囃子。そのリズムと調べに子どももおとなも
心は弾み「ハレ」の世界に誘(いざなわ)れる。
軽快な祭りばやしに乗って、獅子舞、猿まわし、龍の舞、南京玉すだれなどといった祭りの情景が 人形達によって勇壮に、時にユーモラスに繰り広げられ、
私たちの「祭り」への憧憬を満たしてくれます。
構成・演出/岸本真理子
美術/佐久間弥生
音響/川名武
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